『繰り上がり足し算をどう脳内処理してますか?
~10 の補数 vs. 暗記~』
『「繰り上がり足し算の脳内処理」への反応』
こちらのエントリをみて触発されましたので、
久しぶりに計算テクニックのエントリを作ってみます。
という事で、自分流「多数桁の2数の和の計算法」です。
過去の計算系エントリは下の2つ。
・【掛け算】自分流計算術(掛け算)
・【足し算】創意工夫が学習のコツ
基本的には補数がメインで、その他にもテクニックたくさん使います。
そしてメインの補数ですが、10ではなくて100の補数を使い
2桁ずつ計算していきます。
例題を使って説明してみます。
765937
+396341
上の式の場合、まずは上2桁の「76+39」を行います。
これは76+40-1=115となります。
さらに下2桁を見ると繰り上がってくる事が確定なので、
116と上から書き入れます。
765937
+396341
116
次の2桁に移ります。
「59+63」ですが、100を持っていかれることが確定していますから
59をまず消して、さらに59の100の補数である41を63から引き
22を導き出します。
下2桁から繰り上がってこないのでそのまま22を書き入れます。
765937
+396341
11622
残り2桁は繰上りが無いのでそのまま計算。
765937
+396341
1162278
こんな感じで計算します。
最初の2桁の計算時に、補数を使って計算するのもOK。
(76の100の補数は24なので、39から24を引いて15。
上に1を付け、繰り上がりの1を足して116。)
この計算に慣れてくると、2桁の数の和・差が素早く出せるようになり
計算速度がかなり上がるんです。
なんといっても補数を使うことによって、
間違いやすい繰り上がりの計算を消し去る事が出来るので、
単純な計算ミスが激減します、これ本当。
慣れるまでは大変かもしれないですけど。
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