Over Driveとともに、ロードレースを盛り上げてくれている作品
「バイキングス」の2巻の感想です。
一生懸命さが空回りをしがちでドジを連発する一本木一途君が、
出前持ちで鍛えられた脚を見初められ、
ロードレーサーの魅力にハマっていく物語。
主人公の一途君には、成長が楽しみになるような
親しみやすさを備わっていて自然と応援したくなってしまいます。
こちらの方もレースが始まりまして、
10%超の山岳コースを含めた5km×20周回という短距離ですが、
チーム戦略なども描かれていて戦いが繰り広げられております。
乗せられて先行してしまう姿を描く事によって、
その前に描かれたプロトン(集団)の話がさらに生きる上手い構成。
ケイデンスの話などは「Over Drive」と被ってしまっていますが、
ロードレース中継を見ていると必ず触れられる位、
必要不可欠の知識で触れなければいけない部分なので、
この被りは仕方ないですね。
自転車の事を知っているな、そして好きなんだな、
という気持ちがガンガン伝わってくる楽しい作品になっています。
講談社
風童 じゅん(著)
発売日:2006-12-15
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:70359
講談社
風童 じゅん(著)
発売日:2006-09-15
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:180859
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