魔法先生ネギま!17巻、待ちに待った最新刊でしたが……
クライマックスで盛り上がりまくりの場面で終わっています。
単行本派にとってこれは蛇の生殺し状態だよ。
しかし「ネギま」という作品の魅力が詰まった麻帆良祭編も
いよいよクライマックス間近という感じになってきました。
麻帆良学園の学園祭にとんでもない事件が起きたのですが、
それを防ぐために時間を遡って原因を絶とうとするお話、
それがずっと続いているのです。
しかし学園祭中にあったイベントすらも伏線として使いつつ
少年誌らしくない問題提起を主人公ネギ君に突きつけるなど、
かなりレベルの高いシナリオの展開にドキドキの連続です。
何より凄いのが、生徒が31人もいるにもかかわらず、
多くのキャラを話に絡めて進行していく構成力。
たんにキャラクターをたくさん出すだけの
キャラクターのみが売りの作品になっていないのです。
ネギ君の魔法を知っている生徒と知らない生徒がいるのですが、
完全に分断されずに上手く話に絡めていくのです。
しかもそれぞれが持つ特徴を活かして、
多くのキャラに活躍の場を与えているの上手いです。
講談社
赤松 健(著)
発売日:2007-01-17
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:3
おすすめ度:
ついにネギVS超!?
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