この試合はGAORAで生放送されたのですが、
珍しく後半の2ミニッツの時にCMを入れそびれ、
試合終了後にCMを入れるという珍しいパターンに。
でも、緊張感溢れる展開だったので
CM無しの方が良かったのかも。
BS1は2ミニッツでも中断がされないのが良い点ですよね。
でも、10分間のニュースは邪魔ですけど。
さてDivisional Playoff2試合目、
初日に行われたPHI @ NO戦の感想です。
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1Q
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2Q
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3Q
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4Q
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TOTAL
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PHI
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0
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14
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7
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3
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24
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NO
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3
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10
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14
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0
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27
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個人成績は以下のサイトで(Full Play-by-Playもあります)
http://www.superbowl.com/gamecenter/live/NFL_20070113_PHI@NO
レギュラーシーズンから6連勝と上り調子なPHI、
地元の力強い声援を受けて大躍進してきたNO、
獲得距離1位のNOと2位のPHIと攻撃型チーム同士の対戦となりましたが、
オフェンスの完成度の違いが勝負を分けました。
PHIは勝てるチャンスのあった試合を落としてしまいました。
相手のミスでチャンスを貰ったにもかかわらず、
保守的なプレイ選択をしてしまったのが最大の敗因かも?
とは言ってもオフェンスの出来は散々で、
ビッグプレイで得点は奪えていましたが、
ドライブを形作る事は最後まで出来ませんでした。
RGアンドリューズが抜けた事も大きかったです。
ディフェンスは最後までNOのラン攻撃を止めることが出来ず、
最後もランプレイで止めを刺されてしまいました。
攻守ともにランに課題が残った今シーズン、
それでもシーズン前の予想を上回る成績を残してくれました。
克服が難しい課題ですが、攻守のランプレイは
完全復活に向けて必要不可欠な要素。
どのような対策を取るのか、オフシーズンの動きに期待です。
NOは最後にバタバタしてしまいましたが、何とか逃げ切りました。
なんと言ってもランプレイの出来が良かったのが最大の勝因。
ランが出ていたおかげで後半の攻撃時間は18分以上、
PHIの反撃を間接的に封じ込めました。
パスプレイでも8人がキャッチし、7人が最長10ヤード以上獲得と
これまたバランスの良い攻撃を展開しました。
ディフェンスは何度かビッグプレイにやられましたが、
QBへのプレッシャーやランディフェンスは高レベルの出来。
出場時間が短かった事も、パフォーマンスの維持に繋がりました。
これでNOはこれで初のチャンピオンシップ進出。
ハリケーン『カトリーナ』に傷つけられた街の復興のシンボルは、
シンデレラ城の階段を上がりつつあります。
残りは2試合……シンデレラストーリーを完成させる事が出来るでしょうか?
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