12月27日に発売された「コマネチ大学数学科」の書籍。
「コマ大数学科特別集中講座」を読み終えました。
忙しくて今日まで読み始められなかったのですが、
40分ほどで一気に読みきってしまいました。
少し残念な点から挙げてみると、全部の問題が網羅されておらず
数問しか収録されていませんでした。
過去門は解答含めて全部載せておいて欲しかったのですよ。
この本でメインとなっていたのは、
竹内薫さんとたけしさんの対談なのですがこれが面白かった。
いくつか心に響いた部分がありましたので書き出してみたいと思います。
P49 たけしさんの言葉
おいらにしてみたら、どんな仕事でも算数や数学の知識って
必要だって感じてるんですよ。
漫才だって映画や芝居だって、芸術に関わる人間にしてもそれは同じだ。
P97 竹内さんの「その(自分で考えて答えを出す)過程が面白いのに」
という言葉に対してのたけしさんの言葉
答えさえ出せればいいっていう風潮でしょ。
問題と答えが直結すればいいという。
解き方や方程式ばかり覚えて、どう解くのか悩むことが少なくなってる。
問題と格闘して悩む過程から、案外おもしろい発想が
生まれてくることがあったりするのにね。
前後の文との絡みもありますが、それはぜひ本で読んでいただきたいです。
他にもモンテカルロ法に絡んだ話題の「銃口の炎」などなど、
面白い話が満載で1時間もかからず全部読み終えてしまいました。
特番は1月5日0:55分から1時間番組で放送。
遅い時間の特番ですが録画してでもぜひ見ていただきたいです。
扶桑社
ビート たけし(著)竹内 薫(著)
発売日:2006-12-27
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:553
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