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オタクを題材にした作品の先駆け的存在 「げんしけん」の最終巻が発売。 ついに完結してしまいました。 ちなみに同人誌の付いた特装版がありまして、 執筆陣はというと……豪華すぎ。 こんなメンバー、現実の同人誌じゃありえないですよ。 「現代視覚文化研究会」略して「げんしけん」に 入ってしまった笹原君が、活動を通じて いろいろな意味で成長していく物語。 前半はオタクを題材にした話が多かったのですが、 荻上さんが登場した当たりから、 ラブコメも混じってきまして深みが増した……かな? この部分は賛否両論あるんですよね。 9巻では雑誌掲載時には飛んでいた 卒業前の部分が深く掘り下げられていましたが、 その描き下ろし部分が予想以上に良かったのです。 特に荻上さんが笹原君からネームの問題点を指摘された後、 一夜で新しいネームを作り上げたシーン…… 言い訳で逃げずに、作品で見返そうとした荻上さんの行動に とても強い感銘を受けました。 しかし……本当に終わっちゃったんだなぁ。 かなり残念です。