軌道エレベータなどが存在するのでSF系な作品と思いきや、
郷愁を誘うような作品が勢揃いしているのです。
SFがあるからこそ、どこと無く懐かしい雰囲気が
より強く感じられるようになっているのかもしれません。
「続」とついている通り、シリーズとしては2冊目の単行本に
なっていますが、基本的には読みきり作品の形になっているので、
この本からでも問題なく読みはじめる事が出来ます。
ですが、シリーズ1冊目「水惑星年代記」や、
作者・大石まさるさんのこれまでの作品を読んでいると
さらに楽しめるような仕掛けが施してあるので、
出来れば以前の作品もあわせて読んでほしいですね。
言葉でこの作品の魅力を伝えたいのですが、
上手く言葉で言い表せないのは……
この作品の持つ魅力が多岐にわたりつつ、
複雑に入り混じっているからかもしれません。
ゆったりとした時間を過ごしたい時のお供に、
この本はオススメですよ。
少年画報社
大石 まさる(著)
発売日:2006-11-27
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:171
少年画報社
大石 まさる(著)
発売日:2006-07-26
発送時期:通常3~5週間以内に発送
ランキング:1069
おすすめ度:
良質のSF語り部!
技術が進んでも、人は人