地元のJリーグチームヴァンフォーレ甲府が、
今日の試合の結果、4試合を残してJ1残留を決めました。
入れ替え戦での劇的な勝利から約1年……
ほぼ倍増したとはいえ、チームの運営資金は約12億円と
J1チームの中ではダントツの最下位。(トップの浦和は約58億)
さらにチームには専用のグラウンドが無いため、
県内のグラウンドを転々として練習。
普段使われていないゴールに網をかけたり、
所定の位置にゴールを運んだりする事も
全て選手自身がやらなければならない状況でした。
そんな中で掴んだJ1残留……ヴァンフォーレの前身
甲府クラブの頃から応援し、見続けていただけに、
今の状況がまるで夢のような状況です。
今年のVF甲府の戦いは、昨年と同様にイケイケの戦術。
時間稼ぎなんて糞食らえ、どんな状況でも得点を狙いに行く
アグレッシブなプレイスタイルが、地元の人達を惹きつけました。
さらに他チームのサポーターからも『甲府のサッカーは面白い』
と言われる位、評価を高めていました。
大物食いもかなりしました。
3節の川崎フロンターレ戦は、それまでの2戦で6-0、7-2と
圧勝を続けていた相手に1-0で勝利。
9節では横浜・F・マリノス相手に、これまた1-0で勝利。
さらに19節では鹿島アントラーズ相手に2-1、
25節ではガンバ大阪相手に3-2で勝利と、
大物相手の勝利で名前を大きく上げました。
来年にはクラブハウスが出来、
念願の専用グラウンドも使用可能になります。
環境が整うからには、今年以上の成績を望みたいところですが
まだまだJ1新参者としてはそこまでの高望みは禁物だと思っています。
一歩一歩足場を踏み固め、J2に落ちる心配をする事無く
少しずつでも向上していってくれればと思っています。
まだリーグ戦は残っていますが……残留おめでとう!!
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