NFLでも度々あるアップセットゲーム(番狂わせ)。
強いと言われているチームがミスで自滅するパターンも多いですが、
この試合のように、自分達の戦略を忠実に実行して、
ギリギリで勝利を掴むパターンはカッコ良いですね。
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1Q
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2Q
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3Q
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4Q
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TOTAL
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MIN
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3
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0
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0
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0
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3
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SF
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0
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6
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0
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3
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9
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個人成績は以下のサイトで(Full Play-by-Playもあります)
http://www.nfl.com/gamecenter/live/NFL_20061105_MIN@SF
戦力的にはMINが圧倒的に優位で、
試合の方も終始支配していたのですが……
弱いチームが勝つためのお手本のような試合、
点は入らなかったけどとても面白い試合でした。
35分近くボールを持っていたにもかかわらず、
詰めの甘さから得点が奪えずに敗れたMIN。
3つのターンオーバーを喫したのですが、1つはFGに繋げられ、
2つはFG圏内でボールを奪われてしまうという最悪の展開。
ランオフェンスが確立出来ていただけに、
相手陣に入ってからのオフェンスの展開に問題があったか?
ディフェンスは、9点に抑えていたのですから
文句をつけるほうが間違っています。
相手に上手く戦われた……そんな試合でした。
限られた手駒の中で、ほぼ完璧な試合運びを見せたSF。
オフェンスは無理せずに攻撃権を大事に守り抜き、
数少ない得点機を作り出しました。
その得点機を生かしたのがKジョー・ネドニー、
3本のFGを全て決め、全得点をたたき出しました。
特に3つ目の51ヤードのFGは、試合終盤が近かった事もあり
MINに大きなプレッシャーを与える事となりました。
そしてディフェンスも、要所でターンオーバーを奪い
相手の得点機を上手く潰していきました。
そして影の功労者がPアンディ・リー、
6回のパントで、平均48.5ヤード(最長54ヤード)と
安定したパントでフィールドポジションを取り戻しました。
こんな勝ち方は毎回出来るようなものではないですが、
こういう戦い方にも魅力が感じられる事がアメフトの面白さですよ。
最高の戦いを見せてくれました。
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