派手な点の取り合いも面白いけど、
がちがちのディフェンス合戦も面白い。
奇策で相手を崩すのも面白いけど、
王道的なオフェンスで少しずつ崩していくのも面白い。
この試合は後者の試合でした。
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1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAl |
DAL |
0 |
10 |
0 |
25 |
35 |
CAR |
14 |
0 |
0 |
0 |
14 |
個人成績は以下のサイトで(Full Play-by-Playもあります)
http://www.nfl.com/gamecenter/live/NFL_20061029_DAL@CAR
地区内が混戦になっている両チームにとって、
1勝の重みを改めて実感しているシーズンになっています。
いきなり14点を追う展開になりながらも、
辛抱強いオフェンスで逆転勝利を掴んだDAL。
HCパーセルズの信念が体現された試合のように見えました。
点差は開いていたものの、地道にラン攻撃を続けた事が、
第4Qの25得点へと繋がった感じ。
RBジュリアス・ジョーンズ、RBマリオン・バーバーの2人の働きは見事。
ディフェンスは相手のパスドロップに助けられた感もありますが、
第2Q以降無失点に抑えた事が勝利を呼び込む事に繋がりました。
いつもこういう戦い方が出来れば強いんですけど……
これからのチームの浮沈を握る鍵となった、
先発に抜擢されたQBロモに注目です。
いつの間にやら流れを手放してしまったCAR。
原因はレシーバー陣の落球と、ディフェンスの反則でした。
オフェンスは第1Qこそテンポ良い攻撃を展開していましたが、
その後はパス失敗が多く、時間を使う事が出来ませんでした。
オフェンスで時間が使えなかったしわ寄せが、
ディフェンスにのしかかりました。
40分近くフィールドに出ていた為、
試合終盤はプレッシャーをあまり掛ける事が出来ず、
DALに好き放題に攻撃されてしまいました。
オフェンスの好不調の波の激しさが、
勝ち星を重ねられない原因になっているなぁ。
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