「ONE OUTS」を描いていた甲斐谷忍さんの作品。
こちらも心理戦・駆け引きをメインにした
人間ドラマを描き出した作品です。
この作品の特徴として、1つのエピソードが単行本1冊で完結するように
作られているので次の本を待たされ、焦らされる事が無いのですよ。
逆に問題点は、短期集中連載なので次の単行本の
発行時期が全く読めない事。
甲斐谷忍さんは「太平天国演義」も中断中だから
こちらも描いてほしいですし、新作も読みたい……
面白い作品を描く作家さんだから
主人公は「馬鹿」がつく位正直な女性「神崎直」、
その正直さ故に人に騙され「LIAR GAME」へ参加してしまうのです。
その「LIAR GAME」のルールはいたって簡単。
GAMEを主催者から各プレイヤーに1億円ずつ与えられ、
その1億円をステージ毎のルールに沿って奪い合いをする。
そこには様々な陰謀・騙し合いが渦巻いています。
ここまではただの騙され役だった主人公「神崎直」ですが、
この3巻で存在意義を発揮するのですが……
それは読んで見てのお楽しみ。
集英社
甲斐谷 忍（著）
発売日：2006-10-19
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ランキング：637
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