NFLはWEEK 5までが終了、
好調なチームもあれば、不調なチームもあり、
前評判を良い方で裏切っているチームもあれば、
悪い方で裏切っているチームもあります。
しかし、ここ数年のスーパーボウル制覇チームを見てみても、
5試合終了時に5連勝していたチームは稀で、
中には2勝3敗だったチームもありますから、
チャンピオンの行方はまだまだ分かりませんよ。
ここからはGAORAで放送されたKC @ ARIの感想です。
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1Q
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2Q
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3Q
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4Q
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TOTAL
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KC
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0
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10
|
0
|
13
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23
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ARI
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14
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3
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3
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0
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20
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個人成績は以下のサイトで(Full Play-by-Playもあります)
http://www.nfl.com/gamecenter/live/NFL_20061008_KC@ARI
両チームとも、開幕前の予想に比べると
やや低空飛行が続いている感じです。
しかしARIのホームゲームなのに、
観客がたくさん入っているってのは違和感バリバリですね。
しかも球場名が「フェニックス大スタジアム」……
20年で1億5450万ドル=180億円という値段で
大学が命名権を買ったのです。
こんな事って日本では考えられないですよ。
KCは接戦をものにして2連勝、星を五分に戻しました。
なんと言っても代役のQBヒュアードが良い働きをしています。
ランが出ない中で、26/38 288ヤード 2TDと完璧な成績。
2つのファンブルロストはありましたが、
最後まで辛抱強くオフェンスを展開していました。
劇的に改善されたディフェンスは、今シーズンに入って
いまだに後半で許したTDが0という堅守ぶり。
これなら逆転勝利が生まれるのも頷けます。
先発QBとなった今年のドラフト1巡指名QBマット・ライナート。
第1Qは49ヤードのTDパスとロングドライブを決め、
好調な出足だったのですが……追加点がFGでしか奪えなかったのが
最後まで響いてしまいました。
第4Qのインターセプトも、FGに抑えたものの痛すぎでした。
結局、試合終了間際に同点FGのお膳立てをしたものの、
Kニール・ラッカーズが同点FGを外してしまいました。
ディフェンスは後半に足が止まってしまった感じで、第4Qに13失点。
1回はインターセプトからだったので仕方が無かったですが、
保守的なオフェンスによって時間が使えず、
休めなかったディフェンスが耐え切れなくなったように見えました。
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