Etapa 17 コース概要(166.7km)
3日連続山岳ステージの2日目は、頂上ゴールではないものの
厳しい1級峠が2つ待ち構えている厳しいコース。
昨日頑張った総合上位の選手達に疲れがどれだけ残っているか、
結果に大きく左右しそうな感じです。
放送開始直後に、1つ目のスプリントポイントであるドゥルカルを
逃げている6人が通過したので、残りは約50km。
総合トップのバルベルデがいる集団とは、
3分55秒の差が付いていました。
この日も石黒誠司さんが、レース中の監督さんに生電話。
今日はエウスカルテル・エウスカディのマダリアーガ監督に
インタビューをしてくれました。
興味深い内容だったのですが、ここに書ききれないぐらい
盛りだくさんの内容でした。
レースの方は大きな動きも無く、最後の山岳モナチル峠へ突入。
大集団では、チームCSCがペースを上げたために
選手達が散り散りになり集団が崩壊。
それでも総合上位の選手達、1位バルベルデ、2位ヴィノクロフ、
3位サストレ、4位カシェキン、5位ゴメスマルチャンテの5人は
しっかりと一番前の集団で戦いの時が来るのを待っていました。
この中でまず仕掛けたのはカシェキン、
上位3人がお見合いをしている間に、
ゴメスマルチャンテとルイス・ペレス、ピエポリの3人が
集団から抜け出しカシェキンを追っていきます。
しかし結局カシェキンに追いついたのはゴメスマルチャンテのみ。
2人で山頂へ向けて登って行く事となりました。
また逃げ集団も徐々に絞られていき、
ダニエルソンが1人で逃げていく事になりました。
この時点の状況は
ダニエルソン ~ 数名 ~ カシェキン、ゴメスマルチャンテ ~
バルベルデ、ヴィノクロフ、サストレ
カシェキンを逃がしてしまうとマイヨ・オロを
失う事に繋がりかねないので、
バルベルデにとっては厳しい状況となりました。
そしてこの日もヴィノクロフが最初に仕掛けて来ました。
猛烈なアタックでバルベルデ、サストレの2人を置き去りにし、
そのままカシェキン、ゴメスマルチャンテの2人に追いつきました。
バルベルデはもう限界が近かったサストレを置き去りにして、
1人でヴィノクロフを追っていきます。
モナチル峠の山頂ではダニエルソンがトップで通過、
ヴィノクロフのいる集団は35秒遅れで
バルベルデはヴィノクロフ達から7秒遅れで通過していきました。
そして下りへ突入。
バルベルデがぐんぐんと追い上げていきます。
しかしバルベルデが追いつきそうだと見たヴィノクロフは、
下りにもかかわらず果敢にもペースを上げ、
集団から抜け出していきました。
結局、バルベルデが集団に追いついた時には
ヴィノクロフはもう居らず。
さらにカシェキン、ゴメスマルチャンテが引いてくれない為、
バルベルデは1人で引き続ける事となりました。
一方のヴィノクロフはバルベルベとの差を広げただけで無く、
ダニエルソンに追いつき、2人で協力して逃げていきました。
2人対1人という事で、ヴィノクロフとバルベルデの差が
さらに広がっていってしまいます。
バルベルデの集団はペースが上がっていないからか、
追い上げてきた選手達に合流されてしまいました。
結局、2人はそのままゴールまで逃げ切り、
ヴィノクロフがダニエルソンにステージ優勝を譲りました。
後方の集団から抜け出したサムエル・サンチェスとは1分10秒差、
バルベルデのいた集団とは1分39秒差と大きな差をつけました。
サイクルロードレースの駆け引きがぎっしり詰まった、
高レベルな面白さを見せてくれたステージでした
Etapa 17 の結果
ついにヴィノクロフが総合トップの証マイヨ・オロを獲得。
「たきもとかよ」さんの「HOLA!ブエルタ Stage 17」の
最後のヴィノクロフが可愛すぎなんですけど。
しかし2位バルベルデとの差は9秒、
まだまだ逆転が十分ありえるタイム差です。
山岳賞もエゴイ・マルティネスがカウッキオーリと同点ながら、
難度の高い山を制したいる為に山岳賞ジャージを獲得。
予想通り、マイヨ・オロと山岳賞ジャージ所有者が変わりました。
Etapa 17 までの総合成績
アンダルシアを駆け抜ける3日連続の山岳ステージも最終日。
距離は短いですが、最後の超級頂上ゴールは強烈な難易度。
昨日頑張ったヴィノクロフが逃げ切れるのか、
それともバルベルデが再びマイヨ・オロを奪い返すのか。
エゴイ・マルティネスとカウッキオーリの山岳賞争いも注目です。
Etapa 18 コース概要(153.1km)

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