Etapa 14 コース概要(33.2km)
やってきました個人TT(タイムトライアル)。
1人1人が個別に走るのでタイム差がつきやすく、
順位の変動が大きいステージなのです。
カンチェラーラが40分54秒のトップタイムを出していましたが、
そのタイムを抜いたのはTTスペシャリストのデイビッド・ミラー。
コンマ以下でカンチェラーラを上回り首位に立ちます。
この後なかなかミラーのタイムを抜く選手が出ず、トップ5が登場。
まずは5位のヴィノクロフ、序盤から好調な走りで
首位と5秒差という好タイムでゴール。
後続の選手にプレッシャーをかけます。
4位のゴメスマルチャンテは、
頑張ったものの1分15秒遅れで、結局この日13位。
悪いタイムではなかったものの他の選手が良すぎました。
総合タイムでヴィノクロフに抜かれてしまいました。
3位のカルロス・サストレは、ツールに続いてまたもTTで苦戦。
大きな遅れにはなりませんでしたが、45秒遅れでゴール。
総合3位は守ったものの、ヴィノクロフに迫られました。
2位のアンドレイ・カシェキン、さすがカザフスタンチャンピオン。
この個人TTも上手くまとめて26秒差で、この日5位。
2位をがっちり守りました。
そして総合トップのバルベルデ登場。
強さを遺憾なく発揮してくれました。
ヴィノクロフにはわずかに及ばなかったものの、
13秒遅れのこの日4位でゴール。
ヴィノクロフ以外の総合上位陣とのタイム差をさらに広げました。
結局デイビッド・ミラーが個人TTを制しましたが、
総合上位の5人の頑張りが目立ちました。
Etapa 14 の結果
6位のブライコヴィッチ以下がかなり遅れたので、
6位以降は大きな差が付きました。
Etapa 16からの3連続山岳で逆転も可能でしょうけど……
実質上位5人に絞られちゃったかも。
Etapa 14 までの総合成績
休養日前のEtapa 15はなだらかな下り基調のコース。
逃げをしにくそうなコースなので、
激しいゴールスプリントが久しぶりに見られるかも。
Etapa 15 コース概要(182km)
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