女子アルペン回転
2本目のレースがもの凄い霧の中行われたため、
多くの選手のタイムが伸びず、大混戦となりました。
http://torino.yahoo.co.jp/scores/event/alpine/asw020100.html2本目の方が4秒も遅いですからね……
通常のコンディションではありえないです。
自分の場合は頭の中のイメージと、
実際の視覚とを融合させて滑っていたので、
あのように2本先のポールすら見えない状況では、
かなり難しく感じる事でしょう。
多分、コースアウトしますよ、あの環境では。
優勝したのはアニヤ・パーション、
1本目の貯金を生かして逃げ切りました。
逃げ切ったと表現しましたが、
2本目のすべりはかなりアグレッシブなものでしたから、
優勝しても当然の内容だったと思います。
優勝争いとは全く関係ないですが、
最終走者だったインドのネハ・アフジャの滑りに感動しました。
環境がない中で頑張っている選手は、
多くの人に力を与えてくれたと思います。
シドニーオリンピックの水泳100m自由形に出た
赤道ギニアのエリック・ムサンバニも記憶に新しいところですが、
1人のオリンピック出場がきっかけで、
その国(もしくは他のその競技に参加していない国々)の
スポーツ全体の底上げに繋がるのではないでしょうか?
決して彼らの競技は一流のものではありませんが、
競技している彼らの姿の向こう側に、
彼らを見て育った世代が活躍する姿を思い浮かべるのも、
オリンピックの1つの楽しみ方だと思います。
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