大会公式サイト
http://www.rondevanvlaanderen.be/
Ronde van Vlaanderen 2014【259.8Km】
コース図等
http://rvv.pro.p.assets.flandersclassics.be/files/2271/original/
rvv2014-elite-men-map-profile.pdf?1387197435
コース図には17個の丘、それ以外にもアップダウンは多く
さらに石畳もありというハードなコースレイアウト。
生き残りをかけての激しい駆け引きが期待される
ワンデーレースの醍醐味が詰まったレースになりそう。
実況は永田実さん、解説は栗村修さん。
放送開始時点では10人が逃げており90km地点付近を走行中
大集団とは6分強の差がついていました
17個の登坂の内、1つ目となるOude Kwaremontが迫ってきた所で
少し位置取り争いが始まりました。
計3回登るOude Kwaremontの1回目
ここは逃げ10人、大集団とも大きな動きはなし。
2個目 Kortekeer、3個目 Eikenberg、4個目 Wolvenberg辺りでも
アタックなどの仕掛けはありませんでしたが、
石畳を走るレースらしくマシントラブルが続出。
昨年3位のルーランツが落車でリタイアするなど
運も必要なレースだと改めて認識させられます。
5個目 Molenbergを越えた所で大集団で落車が発生。
デヴォルデルが巻き込まれました。
この後の落車でギャロパンも巻き込まれましたが
復帰はできていたようです。
逃げ集団も7人まで削られた所で残り100km
大集団とのタイム差は3分半。
6個目 Lebergはおとなしく通過していきます。
この後トイレ休憩をするなど集団は少し緩んだ感じに。
7個目 Valkenbergで逃げ集団からワライスが脱落。
大集団からはヘイマンが抜けだす動きを見せましたが
8個目 Kaperijを通過後、補給ポイントで後半戦に向けての
エネルギー補給を進めていきます。
9個目 Kanariebergの登坂で大集団から3人が抜け出します。
トレンティン、クインツィアート、アイゼルと
なかなか強力なメンバーが集団との差を一気に開いていきます。
集団の方では落車が発生、動けない選手も居たようですが
補給後でちょっと緩んじゃっていたのかなあ。
10個目 2回目となるOude Kwaremontに突入。
逃げ集団はインピー、フィニー、ブロエックスの3人だけに。
次の登坂に向かう途中でまた落車が発生。
デヴォルデルはまた巻き込まれていました。
11個目 Paterberg、20%超の石畳の登坂で
大集団は縦長になり一気に削られていきます。
12個目 Koppenbergで逃げていたメンバーを全て吸収。
先頭は20人程度の集団になりました。
13個目 Steenbeekdriesは大きく動かなかったものの
14個目 Taaienbergの手前から仕掛けが始まります。
抜け出しに成功したのはヴァンアーヴェルマートと
ファンデンベルフの2人、集団は無理に追う感じはありません。
15個目 Kruisberg/Hotond突入時に逃げ2人と
集団との差は30秒まで開いてきました。
登坂が終わった所で集団からルークマンスがアタック。
16個目 3回目のOude Kwaremontが迫ってきた所で
先行する2人とルークマンスとの差は25秒、
集団との差は1分と大きく差が広がってきました。
Oude Kwaremontに入って仕掛けたのはカンチェラーラ。
これに反応できたのはヴァンマルクのみでした。
逃げ2人、10秒遅れで追走2人、30秒遅れで集団という形で
最後となる17個目 2回目のPaterbergに突入。
ヴァンアーヴェルマートがファンデンベルフを置き去りにします。
追走2人はファンデンベルフに追いつき、
先頭ヴァンアーヴェルマート、追走3人という形で
Paterbergの山頂を通過。
この後の下りで追走3人はヴァンアーヴェルマートに合流。
まだ後続とは15秒ほど差があるので逃げ切る可能性もありそう。
集団からはクリストフが抜け出し追走しましたが、
先頭4人との差は詰まるどころか広がっていきます。
残り5kmのアーチで、追走まで30秒以上、集団まで45秒以上の
差がついていて、これは逃げ4人の争いになりそう。
4人の中でまず仕掛けたのがファンデンベルフ、
これで4人の駆け引きが始まりました。
最後のストレートに突入。
残り200m付近までお見合い状態が続いたあとスプリントがスタート。
4人とも踏み込みましたがカンチェラーラの伸びが鋭く優勝。
これで2連覇となりました。
・最終成績
1位 6h 15m 18s ファビアン・カンチェラーラ(TFR)
2位 same time フレフ・ヴァンアーヴェルマート(BMC)
3位 same time セブ・ヴァンマルク(BEL)
http://rvv.pro.p.assets.flandersclassics.be/files/2453/original/
ResultsRVV2014.pdf?1396799329
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