Etapa 10 コース概要(199.3km)
休息日明けは、ほぼ平坦なステージ。
難易度自体は低いのですが、終盤の3級山岳のせいで
スプリント勝負にも逃げが決まる展開にもなりそうな
面白いコースになっています。
またレースのペースが速かったらしく、
放送開始時には残り20kmも有りませんでした。
駆け引きの部分などをもっともっと楽しみたいのに……。
15人の逃げ集団が3分強の差をつけており、
放送開始後すぐに残り15km地点を通過し、
3級山岳に突入して行きました。
逃げ集団の中からは ミラドール峠の登りでアタックする選手が
見られたのですが、どれも抜け出すまでには至らず、
15人の集団がほとんど崩れないまま、峠を下って行きます。
しかしアタック合戦でペースが上がったため、
後方の集団との差を3分30秒まで広げ、
逃げ集団の逃げ切りがほぼ確実という状況になります。
残り4km地点手前で、逃げ集団が再び活発化。
しかし何回もアタックが行われるものの、
なかなか決まりきりません。
残り1km地点手前でイバン・マヨがアタック。
このアタックには勢いが有り、6人に集団が絞られます。
この後お見合い状態が発生してペースが少し落ちたところで、
パウリーニョがアタックを敢行。
カルペッツもついて行こうとしますが、
パウリーニョは踏み続け後続との差を少し広げます。
残り500m、追い上げる3人がパウリーニョに迫って来ましたが、
パウリーニョは諦めずに踏み続けゴールまで逃げ切りました。
これでアスタナチームは3連勝です。
Etapa 10 の結果
バルベルデがマイヨ・オロとコンビネーション賞を確保。
カウッキオーリが山岳賞、ハスホフトがポイント賞と
各賞ジャージには動きが有りませんでした。
Etapa 10 までの総合成績
途中までは登り基調のコースですが、
中盤からは平坦に近いコースなので、
展開が予想しにくいコースでは有ります。
久しぶりにゴールスプリントを見てみたいかも。
Etapa 11 コース概要(165km)
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