放送 NHK-BS1実況・星野圭介さん、解説・河口正史さん。
| 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
PHI | 3 | 14 | 0 | 7 | 24 |
DAL | 0 | 10 | 6 | 6 | 22 |
公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter/2013122903/2013/REG17/eagles@cowboysどちらも勝てば地区優勝のNFC Eastの同地区ライバルPHIとDAL、
今季のNFLレギュラーシーズン最終戦に相応しい組み合わせとなりました。
PHIは前半戦3勝5敗から、後半戦6勝1敗と大きな成長を見せています。
オフェンスはランが1位、パスも駒が豊富で破壊力抜群です。
ディフェンスはパス守備が弱い為、前からの圧力で活路を見出したい所。
DALはここに来て先発QB離脱と数少ない武器を失う厳しい状況。
オフェンスは代役のQBオートンを生かす策が用意出来ているかがポイント。
ディフェンスは成績下位なだけに思い切った動きで撹乱したい所。
両チームの意地がぶつかり合う高ゲームとなりましたが、
決定力でわずかに勝ったPHIが、追い上げてきたDALを振りきりました。
PHIは第3Qにもたついたものの、攻守とも要所を締め逃げ切りに成功。
オフェンスは自陣でのファンブルロストに残り1ydでギャンブル失敗と
ミスもありましたが、ランは平均5yd近く、パスも成功率60%台と
敵地でもきちんと仕事をし、さらに相手を上回る決定力で差を付けました。
ディフェンスは3ターンオーバー奪取にギャンブル阻止も1回。
弱いパス守備を攻められましたが2TD 3FGと得点圏で粘って
FGに追い込んだ積み重ねが最後に生きた形でした。
地区優勝を勝ち取ったPHIですが、一発勝負のプレーオフに向けて
弱いパス守備を出来るだけ補えるような準備が必要でしょう。
DALは終盤に立て続けにチャンスを潰して敗戦。
オフェンスはパス偏重ながらQBオートンは十分な仕事をしていただけに
命取りとなった3ターンオーバーと2ポイント失敗が悔やまれます。
そして地味に響いたのが中盤の3連続FG、ここで1つでもTDをとれれば……
ディフェンスは第3Qに残り1ydでギャンブル阻止としぶとさを発揮。
しかしランは平均5yd近く出され、パスも散らされて対応に苦慮。
第4Qには時間を食いつぶされて反撃機会を喪失と力負けでした。
最終週でエースQB離脱と不運な状況の中よく戦ったDALですが一歩届かず。
来季に向けてディフェンスの補強を優先的に進める必要があるでしょう。
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