放送 NHK-BS1実況・早瀬雄一さん、解説・大社充さん。
| 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
NE | 14 | 3 | 3 | 21 | 41 |
BAL | 0 | 0 | 0 | 7 | 7 |
公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter/2013122214/2013/REG16/patriots@ravens勝てば地区優勝が決まるNEを、ワイルドカード争いで一歩抜け出したい
BALが迎えての一戦。昨季のAFCチャンピオンシップの再戦です。
NEは前週MIAに敗戦、引き締めなおして地区優勝を勝ち取りたい所。
オフェンスはレシーバーが手薄な分を成長したRB陣で補えれば勝機あり。
ディフェンスも怪我人続出、ビッグプレイで凌げないと厳しい陣容です。
BALは4連勝中、この試合に勝てばプレーオフ進出に大きく近づきます。
オフェンスはランが上り調子でパスの負担を減らせているのが好調の要因。
ディフェンスは平均レベルの成績も、終盤に息切れしがちなのが不安です。
序盤から攻めの手を緩めなかったNEに対し、BALは1TDを返すのがやっと
戦力の使いこなし方で大きく差がついたように感じられました。
NEは敵地ながら会心の試合運びを見せて地区優勝達成。
オフェンスはパスがパッとしなかったものの、RB2人で31回130ydsと
地上戦を支配。またターンオーバーなしとミスせずにプレイした事で
相手にプレッシャーを与えたのがディフェンスの大活躍にも繋がりました。
そのディフェンスは4ターンオーバー奪取に3回のギャンブル阻止と
ビッグプレイと勝負強さで対抗に成功。反則やパスへの対応が悪く
1TD取られたのは要反省ですが、要所での仕掛けが見事にはまりました。
完勝でプレーオフ進出を決めたNE、まだ1位シードから4位シードまで
可能性があるだけに、最終戦を取りこぼすこと無く勝利し
byeを獲得してじっくりとプレーオフに備えたい所です。
BALは試合運びの拙さがミス連発を呼び込み大敗。
オフェンスは前半は敵陣に侵入できず、後半はミス連発で
1TDしか奪取できず。ランがそこそこ出ていたのですが、
パス偏重で攻めたのが裏目、勝負所でのプレイ失敗も多かったです。
ディフェンスは第2Q以降に立て直したのですが、第1Qに2TD献上。
また終盤には相手が保守的になったのにランを止められず、
突き放されて追い上げムードに水を差したのも拙かった点ですね。
ワイルドカード争いのライバルが総崩れしたため、BALはまだ有利な
状況で最終週を迎えられたのが救いです。とは言えこの試合のような
相手の勢いを崩せない戦いをしないように見直しが急務ですよ。
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