放送 GAORA実況・西澤暲さん、解説・濱田篤則さん。
| 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
STL | 3 | 0 | 0 | 7 | 10 |
ARI | 7 | 7 | 9 | 7 | 30 |
公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter/2013120810/2013/REG14/rams@cardinals開幕週で行われた対戦カード第2戦、開幕戦で大逆転勝利を収めたSTLを
プレーオフ戦線生き残りを賭けるARIが迎えてのNFC West同地区対決。
STLは前週連勝が2で止まったものの、新QBでの戦い方が定まってきました。
オフェンスはQB交代でパス力が低下もRB陣の成長で少しずつ向上中。
ディフェンスは前回対戦時にやられたパスへの対策の成否が鍵です。
ARIは7勝5敗、プレーオフレースについていく為に負けられない試合です。
オフェンスはRB陣の向上で開幕戦以上に攻め手が広がっているのが好材料。
ディフェンスはラン守備に強みあり、パスに偏重させミスを誘いたい所。
相手の反則に乗じ前半からTDを重ねたARIに対し、攻め切れなかった上に
後半はミスで失点したARI、オフェンスの差が出た試合となりました。
STLは攻守ともに反則で相手を利してしまい大敗。
オフェンスは得点圏に入れたのが2回だけ、短いパスは機能しましたが
ラン攻撃が確立できず、後半には激しいラッシュを受けて
INTにセーフティ献上と差を広げられて1TDしか返すことが出来ない完敗。
ディフェンスはランはそこそこ抑えたのですが、1サックしか奪えず
パス成功率が84%超とラッシュを上手く捌かれたのが敗因。
また第4Qにはランで時間を使われと、最後まで相手に上回られた感じ。
しなければならない戦い方を相手にやられてしまったSTL、
これでプレーオフが絶望となったので、来季に向けて
若手を登用し、選手層を厚くしていくのが課題となるでしょう。
ARIはいくつかあったミスを帳消しにする盤石なオフェンスで快勝。
前半は短いパス中心、後半はランで時間消費とオフェンスは理想的な展開。
エースWRに偏りながらも要所で散らすスタイルはエースが頼れるからこそ
出来るスタイル。RB陣も時間消費で終盤に見せ場を作りました。
ディフェンスはINTリターンTDにセーフティと9得点。
短いパスでかわされた場面もありましたが、ラッシュがQBまで良く届き
エースRBもほぼ完封と攻め手を潰して危なげない試合運びを見せました。
完勝ながらFGミス2回とFGチームには課題が出たARI、
まだプレーオフレースでは厳しい位置なだけに、
プレイ精度をより上げて6位シードに食い込みたいです。
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