放送 GAORA実況・近藤祐司さん、解説・村田斉潔さん。
| 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
BAL | 3 | 7 | 0 | 8 | 18 |
CLE | 7 | 7 | 7 | 3 | 24 |
公式スタッツ & ハイライト映像etc.
http://www.nfl.com/gamecenter/2013110308/2013/REG9/ravens@browns昨季王者ながら負け先行と苦戦中のBALを、再建期と思いきや
3勝5敗と予想外の健闘を見せるCLEが迎えてのAFC North同地区対決。
BALは低調なオフェンスが足を引っ張りここ4戦で3敗と失速気味。
ディフェンスは得点圏でのしぶとさ向上も得点機を作られすぎな点が課題。
オフェンスはランが出せず、パスに頼る単調さを打破したい所。
CLEは3連敗中ですが、戦力を活かした戦いを見せており好印象。
オフェンスはラインの連携が向上し、プレイの精度が上がっています。
ディフェンスは距離は抑えるものの、失点の多い勝負弱さが課題です。
CLEが先行し、BALが追いかける展開が続いていきましたが
着実にCLEが加点し、BALは一度も追いつけないまま敗れました。
BALは一度もリードを奪えず主導権を握れないまま敗戦。
相変わらずランがダメダメだったオフェンス、パスも成功率が60%切り、
そこそこボールは進めていたのですが、得点圏になかなか入れず。
第4QにTD+2ポイントで3点差に迫りましたが後が続きませんでした。
ディフェンスはランは抑えたのですが、短いパスを繋がれて崩されました。
残り6分台からの守備では3rd downと4th downを1回ずつクリアされた上に、
反則でも1st down献上、時間を食いつぶされてしまいました。
スペシャルチームもパントマフで得点機を献上と、自滅感の強かったBAL。
ランブロックにさらなる工夫を加えていかないと
主導権を握られっぱなしの展開が続いて沈没しかねないですよ。
CLEは少ないチャンスを着実に活かして快勝。
オフェンスは2回成功させたギャンブルから1TD 1FG、特に第4Qの
自陣でのギャンブルは無茶な選択ながら勝利を大きく引き寄せました。
スペシャルチームが相手のパントマフを逃さず確保し、
そこからTDをきちんと奪取した勝負強さも評価したい所です。
ディフェンスは後半は押され気味でしたが、得点圏に入られる前に
押し返して1TDのみで凌ぎ逃げ切りを助けました。
ランが出ずに主導権を握りきれなかったもののショートパスで
活路を見出したCLE、この様な柔軟な戦い方が出来ると
今後の戦いでも期待できますし、プレーオフ争いにも加われそうですよ。
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