Etapa 5 コース概要(178km)
5日目にしていきなりやってきた山岳コース。
3個目の山岳ラグニラ峠の登りのシーンから放送開始。
15人が逃げ集団を形成し、集団に4分ほどの差をつけていました。
この登りで逃げ集団は8人に絞られ、
さらに後続集団との差が2分26秒まで縮められてしまいます。
この後、小さな丘の登りで逃げ集団のランダルーチェがアタック。
この動きに他の選手はついていかず、
ランダルーチェが単独でアタックした形となります。
その後ランダルーチェは、1分以上タイム差を開いたものの、
最後のエスタシオン・デ・エスキ・ラ・コバティーリャの登りで、
追走集団に吸収されその後脱落。
さらに脱落者が2名出て、逃げ集団は5人に。
5人の集団が残り10km地点を通過した所で、
パウリーニョがアタック。
アローヨだけはついて行こうとしましたが、
3人は置いていかれてしまいます。
そして大集団からはコンビネーション賞の
デラフエンテがスピードを上げてアタック開始。
また今日も果敢な走りを見せてくれます。
アローヨは逃げていたパウリーニョに追いついたものの、
デラフエンテは力尽き集団に吸収されていきます……がっくり。
その後にアタックしたゴメス・マルチャンテは
残り5kmを前にして先頭の2人に追いつき、逃げ集団が3人に。
その直前にはバルベルデがペースを上げ、
初代プロツールチャンピオンのディルーカとともに
逃げ集団を追い上げていきます。
先頭集団からパウリーニョ、アローヨの2人が脱落し、
ゴメス・マルチャンテが1人で逃げに入ります。
変わりに後方からバルベルデ、ディルーカ擁する小集団が
ぐいぐいと差を詰めて行きます。
アローヨも脱落したかと思いきや、
追い上げる小集団に加わり再び前を追い上げます。
しかし残り3kmでディルーカがスパート。
他の選手がついていけない程の好ダッシュで
ほとんどの選手を置き去りにしました。
そして唯一ついてきたブライコビッチとともに
ゴメス・マルチャンテに追いつきました……が、
追いつかれたゴメス・マルチャンテは
すかさずスパートし2人を置き去りに。
しかし2人も程なく追いつくと、
今度はディルーカがそのまま突き放しにかかりました。
残り1kmで先頭2人が激しくやりあっている中、
追い上げてきたカシェキンが残り200m地点を前に2人に合流。
3人でのゴールスプリントの戦いに……
しかし勝ったのは、実力に勝るディルーカ。
強かったわぁ……思わずため息出ちゃいました。
これでディルーカは、総合トップのマイヨ・オロに加え、
山岳賞にコンビネーション賞の3つのジャージを獲得しました。
総合の順位も大きく変動しました。
Etapa 5の結果
総合成績
31日のEtapa 6は、距離はEtapa 5とほとんど変わらないのですが、
山岳ポイントが1つも無い、段違いに楽なステージ。
山岳の後なので、一発狙う選手も出てきそうです。
Etapa 6 コース概要(177km)
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