今回のテーマは「ジャンケンゲーム理論」
・問題
グーで勝った時は「3歩」、
チョキ・パーで勝った時は「6歩」進む時、
このゲームで勝つために、グー・チョキ・パーを
どのような割合で出せば良いか?
この問題は「必勝法」を考えるのではなく、
どのような比率で手を出せば「最適」になるかを考える、
ゲーム理論を使った問題となっていました。
番組中でも触れられていましたが、
ゲーム理論は様々な場面で使われる「実戦的な数学」。
今回も期待値など高校レベルの数学で出来る問題だったのですが、
使っている題材も「ジャンケン」という身近なものでしたし、
ゲーム理論の導入としては面白い問題だったかも。
番組内では今回は正解者がいなかったのですが、
体当たりの実験で近い結果を出したコマ大チームが
ついにコマネチフィールズ賞を初受賞しましたが……
やっぱり確率が絡むと難しく感じちゃうのかな?
フィールズ賞と言えば、本家のフィールズ賞において
ポアンカレ予想を証明したとみられるグリゴリー・ペレルマン氏が
辞退したというニュースがつい先日有りました。
グレゴリー・ペレルマン氏についてのWikipedia
ポアンカレ予想についてのWikipedia
2002~2003年に発表された論文に対し
いまだに検証が続いているのですが、
それでもまだ「正しいのではないか」というレベル……
この問題と証明の難解さを示していますね。
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