大会公式サイトhttp://www.letour.fr/le-tour/2013/ ÉTAPE 18 Gap -> Alpe-d'Huez【172.5Km】
コース図等
http://www.letour.fr/le-tour/2013/fr/etape-18.htmlツールの名物峠ラルプ・デュエズが登場。
しかも今年は2回も登るという酷いコースレイアウト。
それ以外にも2級3つに3級1つとアップダウンが多く
100回目のツールに相応しい高難度ステージと言えそうです。
実況はSaschaさん、解説は栗村修さん、辻啓さん。
放送開始時点ではスタート地点に向かっている途中でした。
スタートした直後からアタックがかかります。
2級Col de Manseの登坂に入る所でも逃げは決まりきりません。
山頂付近でヘシェダルが抜け出し先頭で通過。
下りに入って9人が逃げを容認されたようで、
ようやくレースは落ち着きを見せて来ました。
3級Rampe du Mottyの登坂口に入る頃にはタイム差は5分40秒に
サクソティンコフの2人、パウリーニョとロッシュが
集団から抜け出しましたが、これは先行しておいて
コンタドールのアシストをさせる作戦かな。
山頂はダニエルソンが先頭で通過。
しばらく細かいアップダウンが続く区間に入りましたが
逃げの9人がタイム差をすこしずつ広げていきます。
2級Col d'Ornonに突入、ここでも逃げ・大集団共に動きなく
逃げ集団ではシャヴァネルが先頭で山頂を通過、
追走2人は約6分遅れ、大集団は8分遅れ
この後のスプリントポイントではシャヴァネルが先頭で通過
集団ではグライペルが先頭で通過ししっかりポイント加算します。
そして勝負の峠、1回目の超級Alpe d'Huezに。
追走の2人からはロッシュが脱落、パウリーニョ単独となりました。
逃げ集団からはヴァンガーデレンが抜け出しに成功。
リブロンがついて行こうとしましたが他の選手は遅れ始めました。
先ほど単走になったパウリーニョですが集団に吸収。
結局脚を使っちゃっただけになったなー。
追走のリブロンにモゼールが合流し追走は2人に。
大集団からはアンディ・シュレクがアタック、
ここに3人が合流し4人の追走集団が形成。
大集団とは1分の差がつきましたが……
これだけ逃がされるということは総合では脅威がないという事。
アンディがその立場になっちゃったのが寂しいなぁ。
山頂付近でモゼール、リブロンがヴァンガーデレンに合流。
頂上付近でモゼールが少しペースを上げ先頭で通過。
しかしこの3人は山頂を越えた後に再び一団に。
2級Col de Sarenneではモゼールがまた脱落。
でもここは下りも長いし差も小さいし再び一団になれるかな。
シュレク、ローランなどの追走集団は少し差を詰め
後ろの集団との差は維持した状態。
シュレク、ローラン集団が一番早いかな。
下りでモゼールが再度合流、
ヴァンガーデレンにメカトラブルで遅れました。
下りで追いつこうとするのは怖い状況ですが……
何とか追いつきたいところです。
アンディの集団とは6分差、大集団との差は8分ほどあり、
逃げ集団のステージ優勝が見えてきたかな。
逃げ集団でリブロンがオーバーラン、
崖になっていないところだったのですぐに復帰できましたが
場所が場所だと危ないところでしたよ……
下りでコンタドールがアタック、フルームは少し離されてしまいます。
リブロン、ヴァンガーデレンはなんとかモゼールに合流。
先頭3人、フォイクト、追走5人が6分30秒、大集団7分30秒遅れ
こんな形で登坂ゴールとなる2回目の超級Alpe d'Huezに突入。
登坂に入ってモゼールがまた脱落、
このモゼールにフォイクトが追いついて来ました。
大集団ではアントンがアタック、これは流される感じ。
リッチー・ポートの牽きで集団はペースアップ、
これでテンダムが遅れ始めました。
そしてフルームが自らアタック、
1度目のアタックは他の選手も対応しましたが、
2度目のアタックでクインターナだけしかすぐについていけません。
ホアキン・ロドリゲスが合流しましたが他の選手は遅れ始めました。
ホアキン・ロドリゲスはそのまま単独で前に出ていきました。
他の2人はペースを乱さずに追って付いて行く感じ。
この3人はだれが先に根負けするかって感じだなあ。
残り5km付近でフルームが手を上げて合図をしだしました。
何のトラブルだろう……と思ったらハンガーノックの模様。
クインターナ、ホアキン・ロドリゲスは気づいてペースアップ。
フルームはリッチー・ポートに補給食を取らせに行き
違反ですが緊急の補給をしました。
これで山頂までどこまで差を開かせないで済むか。
フルームにとってはこのツールで最大の危機かな。
残り3kmを切ったあたりでマイペースで登っていたリブロンが
ヴァンガーデレンに迫って来ました。
残り2kmでリブロンはヴァンガーデレンを一気に抜き去った上に
さらにペースアップ、一気に差を開いて行きました。
リブロンは残り2kmを一気に走りぬけステージ優勝。
フランス人がようやくステージ優勝を飾りました。
ヴァンガーデレンは59秒遅れ、モゼールが1分27秒遅れ。
クインターナは2分12秒遅れで新人賞に大きく前進。
フルームは3分18秒遅れ、リッチー・ポートに助けられました。
コンタドールは4分15秒遅れグループ、
これで5分以上の差となりコンタは終戦かな。
マイヨ・ジョーヌはフルーム
ポイント賞はサガン
山岳賞はリブロンが獲得
新人賞はクインターナ
・ÉTAPE 18 成績1位 4h 51m 32s クリストフ・リブロン(ALM)
2位 + 59s ティージェイ・ヴァンガーデレン(BMC)
3位 + 1m 27s モレノ・モゼール(CAN)
http://www.letour.fr/le-tour/2013/fr/etape-18/classements.html・総合成績1位 71h 02m 19s クリス・フルーム(SKY)
2位 + 5m 11s アルベルト・コンタドール(TST)
3位 + 5m 32s ナイロ・クインターナ(MOV)
http://www.letour.fr/le-tour/2013/fr/classements.html
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