大会公式サイトhttp://www.letour.fr/le-tour/2013/ ÉTAPE 9 Saint-Girons -> Bagnères-de-Bigorre【168.5Km】
コース図等
http://www.letour.fr/le-tour/2013/fr/etape-9.htmlピレネー2日目、山頂ゴールではないですが
2級の後に1級山岳が4回と激しいアップダウンが続くレイアウト。
前日にスカイが盤石の体制で差をつけてきただけに
他チームがどのように攻めていくかに注目です。
実況はSaschaさん、解説は栗村修さん、ゲストに中山友貴さん。
ちょうどパレード走行スタート直前から放送が始まりました。
トラブルなく本スタート、開始直後からアタックがかかります。
なかなか決まらないままレースが進行、
バウアーとミラーの逃げが決まるかと思いましたがこれも失敗。
逃げがきっちり決まらないまま2級Col de Portet d'Aspetに入ります。
大集団にいたケノーが落車。
ケノーを引き戻すために集団を緩めると有力選手に逃げられる
という事からかスカイが逃げを潰しに入りました。
この後も仕掛けは出ますが決まるまで至らないまま
集団の方では少しずつ脱落者が出始めグルペットが形成されました。
しかし最初の山岳でグルペットというのはちょっと厳しいなぁ。
集団前方ではフルームが自ら牽いて睨みを効かせる形に。
山頂はジャネソンが先頭で通過していきました。
下りに入ると数人の選手が先行し始めます。
短い下りを経てすぐさま1級Col de Mentéに。
フルームが集団を牽く一方で、昨日フルームを助けたポートが
少し遅れ始めたのはちょっと気になる所。
1級Col de Mentéの山頂はダニエルソンが先頭で通過。
3人が先行し、少し遅れて集団という形で下りに入っていきました。
ポートは約2分遅れと追いつくには少し厳しい状況。
下りきった後に集団が分裂、フルームは後ろの集団に取り残さ
れます同じく後ろに取り残されたヴァルヴェルデがプラサとともに
先頭集団を追い始めます。
これにフルームが反応し3人の追走集団が形成、
フルームは包囲網によって足を使わされる展開だなぁ。
このフルームとヴァルヴェルデのグループは追走10人に合流。
さらに後方の集団も合流し2番手の集団は大きく膨らみます。
スプリントポイントで逃げ5人は争わずデヘントを先頭に通過。
そして1級Col de Peyresourdeに突入。
追走集団からバークランツ、ヴィショ、ヘーシンクが抜け出し、
逃げ集団からはデヘントが脱落しかけます。
デヘントは何とか逃げ4人に追いつき、
さらに追走の3人から抜けだしたバークランツも合流。
追走の残り2人は集団に吸収され先頭が6人、追走21人という形に。
ローランが1位通過を狙いましたが、
山頂手前でデヘントがさっくり抜いて1位通過。
ローランはちょっとケアしきれなかったかな。
追走集団は40秒ほどの遅れで通過。
下りきった所で先頭6人に単独で追走していたクラークが合流し
1級Col de Val Louron-Azetの登坂に突入。
追いついてきたクラークが抜け出し単独で先頭に。
山岳賞ジャージを取りたいローランは追走でマイペース走行。
山頂はクラークが先頭で通過、ローランはきっちり2位通過。
集団は1分強の遅れで通過。
下りに入って追走3人がクラークに合流。
最後の山岳1級La Hourquette d'Ancizanに突入。
バルデがまず仕掛けます、この動きでクラーク、デクレルク
が追走に。
ローランは最後の山岳ポイントまで持たず千切れて行きました。
しかし集団もペースが上がり、一気に先行する選手を飲み込み先頭に。
残り35km地点でクインターナがアタック、
これにフルームが反応し総合上位勢争いがスタート。
一連の動きからフグルサングとマーティンが抜け出しに成功します。
総合上位勢ではクインターナが仕掛けてフルームが潰す展開、
フルームに余裕があるので他の選手は攻め手が無さそう。
先行する2人は集団に40秒以上の差をつけマーティンを先頭に山頂を通過。
逃げ切りの可能性も出てきたかな。
単独で集団から抜けだしたポエルスが34秒遅れ
集団は42秒遅れで通過、この集団までは優勝争いに絡める感じかな。
下りでポエルスは集団に追いつかれて逃げ2人対集団の形で
レースはどんどんと進んでいきます。
残り5kmでタイム差は30秒強、差が詰まらず
逃げ切りの可能性が高まってきました。
残り1kmを切って逃げ切りを確信した2人は駆け引きを開始。
前フグルサング、後ろマーティンの状況から
マーティンが仕掛けてペースアップ、フグルサングも付いて行きましたが
マーティンは一度も前を譲らないままゴールイン、
伏兵となりそうな感じですよ、マーティン。
上位勢の集団は20秒遅れでゴール。
ポートが遅れたので差が変わらないまま
3位以降の順位が繰り上がった形に。
マイヨ・ジョーヌはフルーム
ポイント賞はサガン
山岳賞はローランが奪還
新人賞はクインターナ
・ÉTAPE 9 成績1位 4h 43m 03s ダニエル・マーティン(GRS)
2位 same time ヤコブ・フグルサング(SKY)
3位 + 20s ミカル・クヴィアトコウスキー(OPQ)
http://www.letour.fr/le-tour/2013/fr/etape-9/classements.html・総合成績1位 36h 59m 18s クリス・フルーム(SKY)
2位 + 1m 25s アレハンドロ・バルベルデ(MOV)
3位 + 1m 44s バウク・モレッマ(BEL)
http://www.letour.fr/le-tour/2013/fr/classements.html
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