大会公式サイトhttp://www.letour.fr/le-tour/2013/ ÉTAPE 8 Castres -> Ax 3 Domaines【195.0Km】
コース図等
http://www.letour.fr/le-tour/2013/fr/etape-8.html今年初の難関山岳ステージ、ピレネー山脈に突入します。
小手調べの4級山岳を越えた後しばらくは緩い登り基調ですが、
後半は超級Col de Pailhèresを越え1級Ax 3 Domainesの山頂ゴール。
総合成績に大きな変動が出そうであります。
実況は谷口広明さん、解説は飯島誠さん、ゲストに狩野智也さん。
放送開始時点では4人が逃げており110km地点付近を走行中
大集団とは6分20秒の差がついていました。
スプリントポイントで逃げ4人はフーガーランドを先頭にして通過、
大集団ではグライペルの仕掛けにサガンがついていく形で通過。
あまり激しく争わなかったかな。
超級Col de Pailhèresに近づいていますが
山岳設定された残り44km地点よりも前からずっと登り基調なので
緩やかの登り坂が続いていきます。
タイム差はすこしずつ詰まっていきます。
登坂口に入る手前で逃げ4人からフーガーランドがアタック、
この仕掛は失敗しましたが、タイム差が2分以内に詰まってきているので
足掻こうという動きが出るのは理解出来ます。
超級Col de Pailhèresの登坂口となる残り44km付近で
リブロンが逃げ集団から抜け出しに成功。
他の3人はついていけませんでした。
大集団からまず仕掛けたのはヘーシンク、
さらにしばらくしてヴォクレールが抜け出しました。
大集団からは千切れる選手がどんどんと出始めます。
有力どころではヘシェダル、
そしてマイヨ・ジョーヌのインペルも遅れ始めました。
対して仕掛けたのはクインターナ、
あっという間にヴォクレール、ヘーシンクを抜き去りました。
クインターナはリブロンも抜き去り単独で先頭に。
大集団ではローランがアタック、山岳ポイントを取りに行きます。
そしてアントンもアタック、しかしこれは実らず集団に吸収されます。
クインターナは単独で山頂を通過、30秒強の遅れでローランが2位通過し
この時点で山岳賞ジャージを奪還。
大集団も1分も差はない状態で通過して行きました
下りに入ってピノが集団から遅れ始めます。
ハンガーノックだとすると次の登坂がやばすぎる……
クインターナ、ローラン、集団の形で
山頂ゴールとなる1級Ax 3 Domainesに入っていきます。。
ローランがクインターナに合流、集団も20秒ほど遅れて登坂に突入。
追いつかれたクインターナですがすぐにローランを振り切ります。
集団では新人賞ジャージのクヴィアトコウスキーが遅れ始めました。
集団はローランを吸収し、いよいよ総合勢の戦いが始まるという感じ。
アンディ・シュレク、エヴァンス、タランスキーと
強豪と呼ばれる選手が集団から千切れかけます。
この後もどんどんと集団は絞られていきフルーム、ポート、
コンタドール、クロイツィゲル、ヴァルヴェルデの5人のみに。
この5人はクインターナを視界に捉えました。
クインターナを吸収すると同時にフルームがアタック、
単独で先頭を走っていきます。
フルームの出来が良すぎて他が霞むレベル……
更にチームメイトのポートが2番手とスカイが完璧な体制。
一方コンタドールはどんどんと差を広げられます。
フルームは残り1kmのアーチを越えた後一気に加速。
強さを見せつける圧勝劇でした。
2位リッチー・ポートとスカイが1・2フィニッシュ。
フルームがマイヨ・ジョーヌと山岳賞ジャージを獲得
ポイント賞はサガン
新人賞はクインターナに移動
ジャージが3つ移動しました
・ÉTAPE 8 成績1位 3h 59m 02s クリス・フルーム(SKY)
2位 + 51s リッチー・ポート(SKY)
3位 + 1m 08s アレハンドロ・バルベルデ(MOV)
http://www.letour.fr/le-tour/2013/fr/etape-8/classements.html・総合成績1位 32h 15m 55s クリス・フルーム(SKY)
2位 + 51s リッチー・ポート(SKY)
3位 + 1m 25s アレハンドロ・バルベルデ(MOV)
http://www.letour.fr/le-tour/2013/fr/classements.html
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