大会公式サイトhttp://www.gazzetta.it/Giroditalia/2013/it/ Tappa 20 Silandro -> Tre Cime di Lavaredo【203.0km → 211.0km】
コース図等
http://www.gazzetta.it/Giroditalia/2013/it/percorso-tappe/tappe.shtml?t=20最後に大きなタイム差が付けられる最終日前日の山岳ステージ。
前半の3つの峠が回避されてしまい、2級・1級の2つの山岳のみに。
そしてStage19が中止になった為に、山頂ゴールとなる
Tre Cime di Lavaredoがチマ・コッピ扱いとなり距離は211kmに延長。
峠が少なくなった分、一か八かの仕掛けが決まる可能性は高まったかも。
実況はSaschaさん、解説は永井孝樹さん、中野喜文さん。
放送開始時点では4人が逃げており63km地点付近を走行中
大集団とは8分超ほどの差がついていました。
ゆるゆると登っていく区間は6分台~8分台の差を維持と
大集団は前を追う動きを見せずにレースは進行。
スプリントポイントまでに逃げ4人を捉えるかは
勾配が少し急になる区間でのペース変化がポイントになりそう。
1つ目のスプリントポイントでは逃げ集団は争わずブラットが先頭で通過。
大集団ではカヴェンディッシュが2ポイントを取りに行きましたが
2つ目のスプリントポイントの手前で
逃げ4人からポポヴィッチが抜け出しに成功、先頭で通過しました。
大集団ではカヴェンディッシュが先頭で通過し今日のお仕事は終了。
タイム差は2分25秒ほどとかなり詰めて来ました。
スプリントポイントを超えすぐに2級Passo Tre Crociに突入。
逃げていた4人はばらばらになりブラットが単独で先頭に。
ニバリ属する集団も30人ぐらいまで一気に絞られました。
その中からウェーニングが抜け出し単独で前を追っていきます。
またパンクで遅れていたベタンクールも何とか集団に合流……
と思ったら脚を使ってしまったのかまた遅れそうに。
これは新人賞争いでマイカが有利になりそう。
山頂が近づいてきた所でピラッジィがアタック、
山岳賞ジャージが確定しているのに
さらにポイントを重ねに行くのはジャージ保有者としての意地かな。
2位のウェーニングが27秒遅れ
ピラッジィは32秒遅れの3位で通過
集団は48秒遅れで通過していきました。
短い下りを終え、今年のジロ最後の登坂、
山頂ゴールとなるチマ・コッピTre Cime di Lavaredoに突入。
先行していた選手はあっという間に吸収され
カペッキ、、ブランビッラウェーニングの3人が抜け出しました。
追走はピラッジィとアタプマ、その後に集団。
先行する3人からカペッキがペースアップ、
他の2人を置き去りにしていきました。
大集団ではエヴァンスが遅れ始めました。
そしてニバリの牽きで集団は一気に崩壊。
そして先頭のカペッキまで一気に追いついて来ました。
ニバリはさらなるペースアップで他の選手を全員振り切りました。
第1位追走がベタンクールとウラン、
マイカは少し差をつけられてしまいます。
ニバリはどんどんと差を開き続けて逃げ切り勝利。
このステージでも2位グループに秒の差をつける圧勝。
ステージ優勝で総合優勝確定に華を添えました。
マリア・ローザはニバリ
ポイント賞ジャージはニーバリ
山岳賞ジャージはピラッジィ
新人賞ジャージはべタンクール
・Tappa 20 成績 1位 5h 27m 41s ヴィンチェンツォ・ニバリ(AST)
2位 + 17s ファビオアンドレス・ドゥアルテ(COL)
3位 + 19s リゴベルト・ウラン(SKY)
・総合成績1位 79h 23m 19s ヴィンチェンツォ・ニバリ(AST)
2位 + 4m 43s リゴベルト・ウラン(SKY)
3位 + 5m 52s カデル・エヴァンス(BMC)
http://www.gazzetta.it/Giroditalia/2013/classifiche/it/t_20_class.shtml?lang=it
PR