大会公式サイトhttp://www.gazzetta.it/Giroditalia/2013/it/ Tappa 17 Caravaggio -> Vicenza【214.0Km】
コース図等
http://www.gazzetta.it/Giroditalia/2013/it/percorso-tappe/tappe.shtml?t=17勝負所となる3ステージを前にした移動ステージ。
スプリント勝負に持ち込めるレイアウトですが
ゴール手前18kmにある4級山岳が曲者。
山をこなした者によるスプリント争いが楽しみです
実況はSaschaさん、解説は飯島誠さん。
放送開始時点では4人が逃げており90km地点付近を走行中
大集団とは約3分の差がついていました。
スプリント勝負に持ち込みたい大集団は
3分前後の差を維持したまま逃げ4人を泳がせます。
このあと補給などもありタイム差は5分台まで広がった後
少しずつ差が詰まっていきます。
スプリントポイントではベルコフが先頭で通過。
集団ではカヴェンディッシュが先頭で通過し2ポイント獲得。
しっかり追加点を取って来ました。
2つ目のスプリントポイントもベルコフが先頭、
大集団はカヴェンディッシュを先頭に約3分遅れで通過。
残りが40km弱なので
この後スプリントポイントを取って仕事を終えたのか
ベルコフが逃げ集団から脱落していきます。
4級Crosaraの登坂に突入、大集団とは約1分差。
大集団ではディルーカがアシストと2人で抜け出しに成功。
逃げ集団でもルビアーノが抜け出しました。
残り20kmのアーチ付近でカヴェンディッシュが遅れ始めます。
これはちょっと遅れるのが早すぎるか……
ヴィスコンティ、ディルーカがルビアーノに合流。
ディルーカが少し遅れた状態で山頂を迎えると
ヴィスコンティが一気にペースアップ、
ルビアーのを置き去りにして山頂を通過して行きました。
大集団は30秒強の遅れで通過、1人対集団では集団有利ですが
下りがテクニカルであれば差を広げられてチャンスがありそう。
一方、カヴェンディッシュは集団から1分以上遅れてしまいました。
ヴィスコンティはマイペースで踏み続けるのに対し
大集団は次々とアタックがかかるものの
ペースが一定にならないのか差が詰まっていきません。
ヴィスコンティは結局逃げ切りに成功、
狭いコースで集団のペースが上がらなかった事を
見越しての仕掛けだとしたら完璧なアタックでした。
大集団のスプリントではナヴァルダスカスが先頭でゴール。
カヴェンディッシュはゴールスプリントでは
ポイントを追加することができませんでした。
マリア・ローザはニバリ
ポイント賞ジャージはカヴェンディッシュ
山岳賞ジャージはピラッジィ
新人賞ジャージはべタンクール
・Tappa 17 成績 1位 5h 15m 34s ジョヴァンニ・ヴィスコンティ(MOV)
2位 + 19s ラムナス・ナヴァルダスカス(GRS)
3位 + 19s ルカ・メゲッツ(ARG)
・総合成績1位 73h 11m 29s ヴィンチェンツォ・ニバリ(AST)
2位 + 1m 26s カデル・エヴァンス(BMC)
3位 + 2m 46s リゴベルト・ウラン(SKY)
http://www.gazzetta.it/Giroditalia/2013/classifiche/it/t_17_class.shtml?lang=it
PR