大会公式サイトhttp://www.gazzetta.it/Giroditalia/2013/it/ Tappa 16 Valloire -> Ivrea【238.0Km】
コース図等
http://www.gazzetta.it/Giroditalia/2013/it/percorso-tappe/tappe.shtml?t=16ジロも最終週に突入。
序盤に1級、ゴール付近に3級がありと気の抜けないレイアウト。
ラストがほぼ平坦なだけにスプリント勝負を仕掛けたい選手と
直前の3級山岳で攻めたい選手との駆け引きが出ると面白そうです。
実況は谷口広明さん、解説は永井孝樹さん。
放送開始時点では22人が逃げており141km地点付近を走行中
大集団とは4分15秒ほどの差がついていました。
タイム差は一時5分台まで開いた後、
残り60km付近から一気に詰まり始めました。
スプリントポイントではディルーカが先頭で通過。
大集団は2分強遅れて通過、かなり早めに詰めてきています。
スプリントポイントを越えた所でメイヤーがアタック
これで逃げ集団は活性化する事となりました。
ようやく抜け出しを決めたのは3人。セッラ、ケルデルマンの
2人が抜け出し、そこにペイトが合流しました。
この3人を追うのは5人、逃げ集団はばらばらになりました。
2つ目のスプリントポイントはセッラが先頭で通過。
この後追走5人が逃げていた3人に合流しました。
いよいよ3級Andrateの登坂に突入。
逃げ集団は一気にバラけ先頭は3人に。
大集団からはドゥアルテが抜け出しに成功、
逃げから遅れた選手を次々と抜き去っていきます。
総合上位勢で動いてきたのはスカルポーニ、
ニバリらはすかさず反応します。
エヴァンスは反応が遅れたものの何とかついていきます。
これで集団がペースアップして、前との差がぐんと縮まります。
山頂が近づいた所でピラッジィがアタック、
ドゥアルテも付いて行きましたが……
山頂手前で大集団に吸収されてしまいました。
ピラッジィは集団に飲み込まれた後再アタックを試みましたが
ベタンクールにカウンターを仕掛けられて失敗。
ベタンクールは3級Andrateの山頂を1位通過し
そのまま逃げ切りを狙っての独走に入りました。
下りのスペシャリストであるサミュエル・サンチェスが合流。
これは逃げ切りもありえるかも……と思ったら
集団はこの逃げを許さず2人を吸収して行きました。
逃げ集団ではアタックが断続的に仕掛けられますが
決まり切らないまま残り距離がどんどん短くなります。
そんな中ヘーシンクのチェーンが外れるアクシデント。
スカルポーニ、インサウスティ、カンゲルトの3人が
抜けだした形でゴール前の直線に突入。
早めに仕掛けたインサウスティに他の2人は追いつけず。
インサウスティがステージ優勝を勝ち取りました。
総合上位勢は同タイムでゴールし総合成績に変動はほぼなし。
マリア・ローザはニバリ
ポイント賞ジャージはカヴェンディッシュ
山岳賞ジャージはピラッジィ
新人賞ジャージはべタンクール
・Tappa 16 成績 1位 5h 52m 48s ベナト・インサウスティ(MOV)
2位 same time タネル・カンゲルト(AST)
3位 same time プリジミスラウ・ニエミエツ(LAM)
・総合成績1位 67h 55m 36s ヴィンチェンツォ・ニバリ(AST)
2位 + 1m 26s カデル・エヴァンス(BMC)
3位 + 2m 46s リゴベルト・ウラン(SKY)
http://www.gazzetta.it/Giroditalia/2013/classifiche/it/t_16_class.shtml?lang=it
PR