大会公式サイトhttp://www.letour.fr/indexPRX_fr.html Paris - Roubaix 2013【254.5Km】
コース図等
http://www.letour.fr/2013/PRX/LIVE/fr/le_parcours.html石畳満載のクラシックレースであるパリ~ルーベ
距離が昨年より少し短くなりましたが
後半に固まった27箇所 50km超の石畳ゾーンが強烈。
実力はもちろんトラブルに巻き込まれない運も必要なレースです。
実況はSaschaさん、解説は栗村修さん、三船雅彦さん。
放送開始時点では12人が逃げており119km地点を走行中
大集団とは10秒という小さな差。
一度逃げが吸収されたあと、再び逃げが出来たばかりのようです。
しかしこの逃げが吸収されたあとすぐに4人が抜け出しに成功。
集団はこの逃げを容認したのか差が広がり始めます。
集団からグライペルが追走の動きを見せましたが、
前の4人にはなかなか追いつけません。
でも石畳区間でのトラブル回避という観点では
この単独での追走もこのレースじゃ悪くない選択かな。
4人が順調に逃げていくのに対し
大集団は石畳を超えるごとに選手が削られる感じ。
これが石畳が多い「パリ~ルーベ」ならではの展開ですね。
有名な難所Trouèe d'Arenbergに突入。
先行する4人はトラブルなく通過、
大集団の方も大きなトラブルなく通過していきました。
解説の栗村さん、平和に終わってがっかりしてないか、これ。
ここでタイム差は一気に詰まっていましたが、
追走集団は逃げ4人までなかなか届かないまま
そして逃げ集団も千切れと合流で何度も再構成を繰り返しながら
レースが進行していきます。
大きな動きが出たのはd'Auchy à Bersée
カンチェッラーラが先頭に上がってきて
他の有力選手もマークするように上がって来ました。
Mons-en-Pévèleでカンチェッラーラらが先頭に合流し13人に。
カンチェッラーラの合流を嫌がって
第8セクターPont-Thibaultで4人が抜け出しに成功
さらに4人がカンチェッラーラを置き去りにして合流。
8人の狙いは成功したに見えましたが……
カンチェッラーラは単独の追いで合流。
カンチェッラーラの追走の間にヴァンデンベルフ、ヴァンマルクの2人が
先行していた集団から抜け出しました。
第6セクターBourghelles à Wannehainで
先行2人とカンチェッラーラの属する集団は約40秒差。
ここでカンチェッラーラがペースアップ、
ついていけたのはスティバールのみでした。
カンチェッラーラはほぼ1人で牽き続け先頭の2人に合流。
第4セクターCarrefour de l'Arbreで
ヴァンデンベルフが観客と接触して落車、
遅れかけていて前がちゃんと見えていなかったのかな……
カンチェッラーラはペースアップし振り切ろうとしますが
他の2人もしっかり対応してきます……と思ったら
今度はスティバールが観客と接触。
転倒は免れましたが差を開けられてしまいました。
これでカンチェッラーラとヴァンマルクの一騎打ち状態に。
先頭2人と後続とのタイム差は1分を超え優勝争いは2人に絞られた形。
その2人の争いは残り4kmでカンチェッラーラがアタック、
しかしヴァンマルクはしっかり対応します。
そして2人のままゴール地点のトラックに勝負は持ち込まれます。
前・ヴァンマルク、後・カンチェッラーラの状態からスプリントに突入。
ゴール直前までヴァンマルクが先行していたのですが
最後の最後にカンチェッラーラが差して優勝。
フランドルに続いて2連勝、カンチェ春から絶好調だなー。
・成績 1位 5h 45m 33s ファビアン・カンチェッラーラ(RLT)
2位 same time セプ・ヴァンマルク(BLA)
3位 + 31s ニキ・テルプストラ(OPQ)
http://www.letour.fr/2013/PRX/LIVE/fr/100/classement/index.html
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