昨日は忙しかったので、タイムリーなこの話題に
触れる事が出来ませんでした。
1日遅れですが、小泉首相靖国参拝について。
昨日は仕事が詰まっていたので、
参拝の中継を生で見る事を諦めていたのですが、
8時前に参拝という事で無事に見られちゃいました。
その後の記者会見は見られなかったので、
ようつべ頼りになりましたが……
あとでNNNの無編集の映像を知り、全部見る事が出来ました。
色々語りたい事は有るのですが、今回は2つだけ。
まずは「分祀」について。
皆さんのパソコンで「ぶんし」と入力して
「分祀」と変換される物はあるのでしょうか?
そんなにマイナーな言葉なのかなと思って調べて見たら、
このようなページを発見。
http://www.asahi-net.or.jp/~xx8f-ishr/a_class_bunshi.htm
長い上に少し読みにくいかもしれませんので、
興味の有る方はゆっくりと読んでいただきたいのですが……
分祀という言葉の意味に触れているのですが、要点としては
「◆◆◆ 6 『『A級戦犯を分祀せよ』』の正しい意味 ◆◆◆」より
『『A級戦犯を分祀せよ』』
――を伝統的かつ分かりやすい日本語で書き直しますと、
『昔A級戦犯と呼ばれた御英霊を、靖国神社だけではなく、
もっと他の神社にも盛大に祀ってほしい』
――と言っている事になります。
(引用終了)
という事だそうで、パソコンでの作業に例えれば、
「切り取り→貼り付け」ではなく「コピー→貼り付け」となります。
分祀論を唱えている方は、前者の意味で使っていますが
前者の意味で使うのはかなり特殊だと言わざるを得ない、
そのようにまとめられています。
この事を知っても「分祀すれば」なんて言えるのでしょうか?
それ以前に「分祀」自体をしたからと言って、
特定アジアからの抗議が止むとは思えないのですが。
ちなみにA級戦犯という言葉も、最も重い罪という意味ではなく、
Aという罪、Bという罪という分類でしか無いのですが、
それも知らないでA級戦犯云々について語るのも
問題ありありなんですけどね。
次に小泉首相の記者会見での言葉について。
日テレNEWS24にて、無編集の物がアップされています。
http://www1.ntv.co.jp/news/wmtram/news.cgi?
movie=060815029.cgi.300k.64781.html
生放送の時には編集もなくそのまま流れましたが、
かなりの皮肉が込められた部分が多く、
マスコミの方もたじたじだったのではないでしょうか?
しかし各紙による会見の記事を見てみると
(小泉総理は運が強すぎる まとめページ内
2006/8/15靖国神社参拝後記者会見の模様)
http://yasz.hp.infoseek.co.jp/log2/20060815comments.htm
都合良く(都合悪い所を切って)掲載している事が
これらの各誌の比較によって良く分かります。
1次情報にきちんと当たらないと、
印象操作を受ける事が有る分かりやすい例でした。
今回の小泉首相の靖国参拝は大きな意味を持つものだったと思います。
「感情的な正しさ」に沿って判断するだけでなく、
「理論的な正しさ」にも目を向けて欲しいなと改めて感じました。
PR