「魔法遣いに大切な事」の作画担当であるよしづきくみちさん。
僕としてはある参考書の表紙イラストレーターと言った方が
分かりやすいのはちょっと変なのかな。
そのよしづきくみちさんが発行した
同人誌専門店やblogで話題になった本「すなぼし」が
コミケ3日目の「ぱへかへ」に委託してあるとの事で
ばっちり並んで購入してきました。
(「ぱへかへ」は「貧乏姉妹物語」のかずといずみさんの
サークルだったので一緒に買えてラッキーでした)
簡単なあらすじ
気になる存在であった後輩が事故死してしまった
天文部の京太君。
その事故死した後輩が使っていた
双眼鏡を思い出の品として大事に使っていたのですが、
ある日その双眼鏡を不注意で壊してしまいます。
しかし、その次の日に起きてみると
その双眼鏡が人の姿をして目の前に寝ていたのです。
オリジナル創作だけに限りませんが、
創作系の作品は独りよがりに陥る事が多いですし、
結構似たり寄ったりになりがちな面が有ります。
それは仕方有りません、これだけのたくさんの作品が
世界には溢れているわけですから、
完全なオリジナル作品なんて作る事は不可能でしょう。
この作品で使われている設定もありふれた物なんです。
でも、その素材をきちんと吟味して料理し
オリジナリティ溢れる作品に仕上げている……
これが創作者の力量なんだな、と感じました。
同人誌専門店でも扱っているようなので、
興味の有る方は取り寄せて見てはいかがでしょうか?
よしづきくみちさんは、自身のサイトで
27日のコミティアに新刊を出すと告知していました。
行ってみようかなと思ったのですが
夏休み明けのテストの時期なんだな……。
でも何とか都合をつけて買いに行きたい、
そんな気持ちを強く抱かせてくれた素晴らしい同人誌でした。
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