放送 NHK-BS1
実況・松野靖彦さん、解説・生沢浩さん。
| 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
BAL | 7 | 14 | 7 | 6 | 34 |
SF | 3 | 3 | 17 | 8 | 31 |
公式スタッツ & ハイライト映像etc.
1位・2位シードを倒してきたBAL、QB交代で爆発力を増して勝ち上がったSF
第47回SuperBowlはHCが兄弟対決という史上初の組み合わせとなりました。
BALは前週NE相手に前年の借りを返してスーパー進出。
オフェンスはパスの正確さが急上昇中、破壊力が抜群のユニット。
ディフェンスは名LBの引退発表でまとまりが増してこちらも調子は上向き。
SFはQB交代からのシンデレラストーリー完結まであと一歩。
オフェンスは走れるQBに交代し攻め手が増えたのが好材料。
ディフェンスはプレーオフでやや不振なパス対策が鍵を握りそうです。
BALが一方的に攻め決したかと思われた所で停電が発生、
ここから流れが変わりSFが猛追し終盤までもつれる展開となりました。
BALは22点のリードを生かして何とか逃げきり2度目の戴冠。
オフェンスはQBフラッコがこれまでの試合同様落ち着いたプレイを披露。
2ターンオーバーがありましたが、第4Qの2FGで最後まで逆転を許さず。
ボールコントロールが出来た事も勝利に繋がりました。
ディフェンスは後半ターンオーバーからの失点を防げなかったものの
自陣に侵入されてからの粘り強さで失点を抑えていた分が活きた形。
そしてキックオフリターンTDと、時間を潰すセーフティを見せた
スペシャルチームも大きな貢献を見せました。
LBルイス引退の花道を飾る形でスーパーボウルを制覇したBAL。
ややディフェンスに陰りが見えるとは言え、オフェンスの充実もあり
来季も活躍を期待したいところですね。
SFは後半に入ってからの猛追も及ばず、スーパーボウル初の敗戦。
オフェンスは後半に3TD 1FGと健闘も、得点圏でもたついた事と
2ポイントを失敗してた事で相手を楽にしてしまいました。
ランが良かっただけに前半に許した大量リードが悔やまれます。
ディフェンスは後半に入って大改善も、前半だけで3TD献上。
第4Qには2FGに抑えたものの時間を使われて反撃機会を喪失。
プレッシャーがかからず相手に思い通りに投げられたのが敗因でしょう。
スペシャルチームもリターンTDを許すなど、どのユニットも相手に
上回られてしまっていたSF。来季は先発QBの問題や
シーズン終盤に失速したディフェンスの厚みの増大等
的確な補強で再度頂点を目指してほしいです。