放送 GAORA
実況・近藤祐司さん、解説・有馬隼人さん。
|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
CIN |
0 |
7 |
3 |
3 |
13 |
HOU |
3 |
6 |
7 |
3 |
19 |
公式スタッツ & ハイライト映像etc.
2年連続の同カード、終盤の失速で3位シードまで落ちてしまったHOUが、
後半8試合で7勝と調子を上げてきているCINを迎えました。
CINは3勝5敗からプレーオフ進出、上位を食える勢いを保っています。
後半8試合は平均13失点以下、堅いディフェンスがチームの牽引役。
オフェンスはボールコントロールとショートパスで活路を見出したい所。
HOUは残り4戦で3敗でbyeを喪失、戦力充実も勢いにかげりが見られます。
HOUも堅いディフェンスが売りですが、少し隙が有るパス守備が鍵。
オフェンスはQBショウブが不振気味も、ユニットの完成度は高いです。
序盤から拮抗した試合展開となりましたが、攻撃力で勝ったHOUが
CINの追い上げをかわして逃げ切りに成功しました。
CINは守備が奮闘も、拙攻続きで点差を詰められず今年も初戦敗退。
ディフェンスは39分近く出場する中でINTリターンTDにギャンブル阻止、
さらに得点圏で粘り喪失400yds超ながら1TD 4FGと大健闘を見せました。
しかし相手を利する反則が多かったのが少し足を引っ張りました。
オフェンスは唯一のレッドゾーン侵入時もTDパスが決まらずFG止まり。
結局得点機を2度しか作れず、守備に大きな負担を与えてしまいました。
ランは出ていただけに、パスラッシュを捌けなかった点が悔やまれます。
2年連続でHOUに敗れて初戦敗退となったCIN、もう少し飛び道具が
ほしいので、主力となれるレシーバー補強が最優先課題となりそうです。
HOUは決定力不足でしたが、試合の主導権を握り続け逃げ切り。
ここ数試合崩れていたディフェンスが2FGに抑えと力を取り戻した感じ。
パス成功率を50%以下に抑え、ギャンブルは1度成功されましたが、
3rd・4th down成功率を1/10とほぼ完封し、相手を封殺し続けました。
オフェンスは420yds獲得で1TD 4FGと決定力不足で苦戦しましたが、
38分49秒消費とディフェンスのパフォーマンス向上に貢献。
ラン・パスともに決定力以外には問題が無い次戦に繋がる好内容でした。
点差以上の強さを見せ付けたHOU、次の相手は失速の原因となったNE、
借りを返す為にも戦術・プレイの質に磨きをかけて臨みたい所です。
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