放送 GAORA
実況・近藤祐司さん、解説・村田斉潔さん。
|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
TOTAL |
DAL |
3 |
7 |
0 |
10 |
20 |
CIN |
10 |
3 |
6 |
0 |
19 |
公式スタッツ & ハイライト映像etc.
7勝5敗でAFC内6位につけているCIN、ここ4戦で3勝し5割に戻したDAL、
ともにプレーオフ進出を狙う2チームの対戦です。
DALはオフェンスの復調で勝利を重ねられています。
ここ4試合で130得点、オフェンスはパスの向上で上向いてきています。
しかしディフェンスの失点は減らず、弱さをカバーする戦術が欲しい所。
CINは4連勝で一気にプレーオフレースを駆け上がってきています。
4戦連続13失点以下、ディフェンスの堅さが安定した戦いを生む要因。
ランプレイによる時間消費が出来るようになったオフェンスも上昇傾向。
第3Q終了時点でCINが9点リードして逃げ切り体制に入りましたが
DALオフェンスがパス中心の攻めからラストプレイのFGで逆転しました。
DALは堅いディフェンスに苦戦しながらも、第4Qの猛攻でサヨナラ勝利。
オフェンスは3rd downはクリアするものの得点圏で跳ね返される展開。
しかし残り10分を切ってからQBロモのパスが冴えを見せ
得点圏に2連続侵入で逆転、パスユニットが良い仕事をしました。
ディフェンスはボールをかなり進められたのですが、
1TD 4FGと得点圏で粘った事、そしてTDのお膳立てをしたINT、
終盤は相手陣からボールを出させずと要所を締めて逆転勝利に繋げました。
直前に大アクシデントがありながらも乗り越えて勝利をものにしたDAL、
修正すべき課題は多いですが勝負強さが出せたのは良かったです。
CINは9点のリードを守りきれず逆転負け。
ディフェンスは喪失288ydsながら3rd downで11/19と50%以上も
成功されたのが大問題。相手の投げ分けに対応できず
パス偏重で攻める相手に崩されたのはダメージが残りそうです。
オフェンスは1TDに対し4FGと決定力不足が問題に。
さらに第4Qにはほとんどボールを進められず。
ランが出ていたのにパス中心で組み立てたプレイコールに疑問が残ります。
CINは敗れはしたものの、プレーオフ争いをするチームが
お付き合いしてくれて助かった形。しかしこのオフェンスでは
プレーオフで勝ちあがれないので、バランスの見直しは必須でしょう。
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