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全勝のATLを、調子を取り戻しつつあるNOが迎える
NFC Southの同地区ライバル対決でもあるWeek 10屈指の好カード。
ATLは開幕8連勝、高い得点力と堅守のバランスの良さは群を抜いています。
オフェンスはややパス偏重ながらも、豊富なレシーバーでねじ伏せます。
ディフェンスは喪失距離は多いものの失点が少ない勝負強さが売り。
NOは開幕4連敗から3勝1敗、ようやく戦い方が出来てきました。
全部門最下位に近いディフェンス、空中戦を潰して援護を待ちたい所。
オフェンスはパスの破壊力が復活し決定力も向上してきています。
前半は何度も逆転が起こる地区内ライバルの決戦にふさわしい展開も
後半は一転、リードしていたNOがATLに逆転を許さず逃げ切りました。
ATLは獲得距離では勝りながらも、NOの高い決定力に屈し初黒星。
オフェンスは相変わらずのパス偏重ながら1INTのみと成績はまずまず。
しかし終了間際に残り2ydsまで進みながら逆転TDが奪えず、
その前のドライブでも残り2ydsでFGに追い込まれと勝負所で決められず。
ディフェンスは予想通りNOの圧倒的な攻撃力に屈した形。
最初のドライブでINTを奪ったものの、その後はほぼ一方的。
第4Qにも1点差に迫った直後にFG献上、これが敗因の1つになりました。
内容は悪くなかったものの、勝負所での紙一重の差が敗戦に繋がったATL。
修正すべき点は少ないですが、戦術などをしっかり用意し
2週後の再戦でリベンジを果たしたいです。
NOは全勝のATLに土を付ける見事な勝利。
オフェンスは4TD 1FG、同じ5回の得点ながら決定力で差をつけました。
パスも良かったのですが、RB2人で139yds獲得と
ランプレイでも良い結果が出せたのは今後に繋がるでしょう。
ディフェンスは第3QのINT、第4Qのギャンブル阻止、
この2つが効きましたが、喪失450yds超と相変わらずボロボロ。
パスに偏る相手にも対策がうてていないのはかなり問題です。
無敗の相手を倒したNO、開幕4連敗からのプレーオフ進出に向け
光が差し始めました。後はディフェンス、これに尽きますが
これまで10試合で直ってこなかったから修正は難しいかも……