大会公式サイト
ETAPA 19 Peñafiel -> La Lastrilla【183.4Km】
コース図等
最終決戦前の繋ぎステージ。山岳ポイントのないレイアウトですが
ゴール付近は登っていて一筋縄ではいかなさそう。
翌日が勝負所という事で力を溜めたい選手が多いことから
一発狙いの逃げの選手にもチャンスがありそうなステージです。
実況は白戸太朗さん、解説は栗村修さん。
放送開始時点では2人が逃げており90km地点付近を走行中
大集団とは5分20秒ほどの差がついていました。
まだまだ距離が残っているので、
逃げ集団、大集団ともにゆったりムードでレースは進行。
残り60km手前でブームがアタック、ここに3人が乗ってきました。
しかし集団はこれを許さず吸収。
集団は同じような仕掛けを許さないようにとペースを上げてきました。
中切れが起きてしまう可能性もあるかも。
タイム差は2分前後で推移、大集団のペースアップに呼応し
逃げ2人も少しペースを上げてきている感じ。
しかしこのペースアップで疲労がより大きくなるでしょうから
逃げ切りは厳しくなってきたかも。
残り40km手前で画面に雨滴がはっきり見えるぐらい
雨が強くなってきました。
これはトラブルが起き易くなるので心配だなぁ。
逃げていた2人は残り28kmで大集団に吸収されました。
この後仕掛けて抜け出す選手はいないままレースは進行。
残り15km付近で集団は更なるペースアップをしたのか
千切れる選手が続出し、集団は50人ぐらいまで削れました。
スプリントポイント直前でホアキン・ロドリゲスがアタック、
これにヴァルヴェルデ、ヘーシンクが対応。
ヴァルヴェルデ、ホアキン・ロドリゲス、ヘーシンクの順で通過。
ポイント賞ジャージが狙えるヴァルヴェルデとホアキン・ロドリゲスが
細かいポイントも稼ぎに来ました。
残り3km手前でエチェギベルがアタックに成功、
ここに5人が追いつきカウンター、
この動きで4人が抜け出すこととなりました。
残り1km手前で逃げ集団からロッシュがアタック、
ここにデゲンコルブがついていきます。
そして大集団はジルベールを先頭にこの2人を飲み込みます。
ジルベールについていったのはスウィフトのみ。
しかしジルベールはそのスウィフトも千切り、
ヴァルヴェルデの追い上げからも逃げ切りステージ優勝を奪取。
強いジルベールが戻ってきたなぁ。
4賞ジャージは
マイヨ・ロホがコンタドール
コンビネーション賞、ポイント賞はホアキン・ロドリゲス
山岳賞はクラーク
・ETAPA 19 成績
1位 4h 56m 25s フィリップ・ジルベール(BMC)
2位 same time アレハンドロ・ヴァルヴェルデ(MOV)
3位 same time ダニエル・モレーノ(KAT)
・総合成績
1位 77h 21m 49s アルベルト・コンタドール(STB)
2位 + 1m 52s アレハンドロ・ヴァルヴェルデ(MOV)
3位 + 2m 28s ホアキン・ロドリゲス(KAT)
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