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ETAPA 17 Santander -> Fuente Dé【183.5Km】
コース図等
4日連続山頂ゴールの最終日。平坦ステージに分類されていますが
3級・2級と越えた後に2級Fuente Déの登坂でゴールとなります。
休息日明けですし、翌日は平坦ステージなので
総合上位陣の仕掛けが期待できるステージ。
最後の登り基調が40km近くあるので大逆転もありうるかも。
実況は谷口広明さん、解説は永井孝樹さん。
放送開始時点では13人が逃げており150km地点付近を走行中
大集団とは30秒ほどの差がついていました。
めまぐるしく逃げが入れ替わっていたようですが、
放送開始時点での逃げ集団にはコンタドールが入っていました。
これは総合争いが面白くなりそうですよ。
放送開始後から逃げている選手はタイム差を広げ続け
ついには1分を越えてきました。
スプリントポイントはコンタドールが先頭で通過。
これでボーナスポイント6秒を獲得、
積極的にタイム差を縮めて行こうという強い意志が感じられます。
ホアキン・ロドリゲスの集団は1分22秒遅れ。
この時点で順位が逆転し、さらに1分差がつきました。
この後コンタドールとティラロンゴが抜け出します。
ティラロンゴとしては逃げ切れればステージ優勝は譲ってもらえそう。
コンタドールも差を開けるなら協力していける。
利が噛み合った2人が抜け出したので、
これはかなりのチャンスとなりそうです。
2級Fuente Déに突入、前の2人は快調に登っていきます。
そして後方の集団ではヴァルヴェルデがアタック、
これでホアキン・ロドリゲスが置いていかれてしまいました。
先頭の2人ではティラロンゴが脱落。
コンタドールは単騎での逃げとなりました。
ヴァルヴェルデはクインターナをアシストに使い
ホアキン・ロドリゲスとの差をさらに広げていこうとします。
コンタドールからヴァルヴェルデまで1分43秒、
ヴァルヴェルデからホアキン・ロドリゲスまで37秒差。
ホアキン・ロドリゲスがどこまで挽回できるか。
クインターナの猛牽きでヴァルヴェルデの集団は
コンタドールとの差をどんどん縮めていきます。
残り3kmのアーチでタイム差はヴァルヴェルデまで約30秒、
ホアキン・ロドリゲスまで3分弱。
これは大逆転が確定ですな。
残り1kmで13秒差、ヴァルヴェルデが猛追していましたが、
コンタドールは何とか逃げ切り勝利、
マイヨ・ロホも獲得しました。
ヴァルヴェルデは2位で6秒遅れ、これは大健闘でしょう。
ホアキン・ロドリゲスは2分38秒遅れでゴール
マイヨ・ロホを失い2分以上のビハインドを背負い3位転落。
一気に不利な状況に追い込まれてしまいました。
4賞ジャージはついにマイヨ・ロホが移動
マイヨ・ロホがコンタドール
コンビネーション賞、ポイント賞はホアキン・ロドリゲス
山岳賞はクラーク
・ETAPA 17 成績
1位 4h 29m 20s アルベルト・コンタドール(STB)
2位 + 6s アレハンドロ・ヴァルヴェルデ(MOV)
3位 + 6s セルジオルイス・エナオモントーヤ(SKY)
・総合成績
1位 68h 07m 54s アルベルト・コンタドール(STB)
2位 + 1m 52s アレハンドロ・ヴァルヴェルデ(MOV)
3位 + 2m 28s ホアキン・ロドリゲス(KAT)
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