大会公式サイト
ETAPA 15 La Robla -> Lagos de Covadonga【186.5Km】
コース図等
4連続山頂ゴールの2ステージ目。
前日よりは起伏は少なく、途中で超える山岳は3級と1級。
しかし頂上ゴールは今年初登場の超級、しかも難所Covadonga
13.5kmと長くきつい登坂に対し上位陣がどう戦うのか。
実況は永田実さん、解説は飯島誠さん。
放送開始時点では10人が逃げており105km地点付近を走行中
大集団とは12分近い差がついている……という情報を
公式サイトから入手しましたが
現地製作時間変更のため23時から放送開始という話に。
さすがスペインだ!
改めて……放送開始時点では10人が逃げており142km地点付近を走行中
大集団とは約15分という大きな差がついていました。
1級Alto del Mirador del Fitoの登坂途中でしたが
差がこれだけついていると逃げ切りは濃厚かしら。
1級Alto del Mirador del Fitoの登坂では
逃げ集団、大集団ともに大きな動きは無し。
山頂はデラフエンテが先頭で通過。
大集団は約13分の遅れで通過。
下りに入って大集団で落車が発生、
テクレハイマノが路肩に倒れこんでいました。
しかし大事には至らなかったかな。
最後の登坂前にあるスプリントポイントでは
モンドリーが先頭で通過。
そして山頂ゴールとなる超級Lagos de Covadongaに突入。
大集団との差は約14分、10人全員が失速するのは考えにくいので
逃げ切り勝利の可能性がかなり高くなってきました。
登坂に入ってすぐにカシェチキンがペースアップもすぐに吸収され、
続いてはシールドラーエルスが仕掛けますがこれまた抜け出しきれず。
失敗というよりもこれは相手の力量を測るための仕掛けかな。
抜け出しに成功したのはピエドラ、
あっという間に20秒ほどの差をつけました。
置いていかれた9人は人数が多い故に
誰が牽くかが定まらずに差を詰められていないようです。
大集団は登坂に入った所でサクソバンクが牽き始めペースアップ
一気に集団が小さくなっていきます。
そしてサクソバンクの2人が集団から抜け出しに成功、
これはコンタドールのアシスト役ですな。
大集団の方ではTOP4はあまり動かず、
アントンなど上位の選手がタイムを稼ごうと動く流れ。
TOP4で最初に動いたのはヴァルヴェルデ、
これにホアキン・ロドリゲス、コンタドールはついていきますが
フルームは全くついていけません。
この後コンタドールの仕掛けにも他2人は対応しました。
この激しい争いの中、先頭を走っていたピエドラは
単騎で黙々と登り続けステージ優勝を奪取。
これは大金星となりました。
総合争いの方は……残り4kmのアーチ付近でコンタドールが再度アタック
これでヴァルヴェルデが遅れたようですが……
ちょっと2人がお見合いしている間に
クインターナに牽かれてきたヴァルヴェルデがカウンター。
この3人の争いはめまぐるしくて面白いなぁ。
フルームはこの時点で40秒遅れ、これは脱落確定かな。
コンタドールは何度も仕掛けますが、
ホアキン・ロドリゲスはきっちり対応。
結局3人は一団でゴールする事に。
フルームは3人から35秒遅れ、またしてもタイムを失いました。
4賞ジャージは変わらず
マイヨ・ロホ、コンビネーション賞、ポイント賞はホアキン・ロドリゲス
山岳賞はクラーク
・ETAPA 15 成績
1位 5h 01m 23s アントニオ・ピエドラ(CJR)
2位 + 2m 02s ルーベン・ペレス(EUS)
3位 + 2m 02s ロイド・モンドリー(ALM)
・総合成績
1位 58h 17m 21s ホアキン・ロドリゲス(KAT)
2位 + 22s アルベルト・コンタドール(STB)
3位 + 1m 41s アレハンドロ・ヴァルヴェルデ(MOV)
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