大会公式サイト
ETAPA 12 Vilagarcía de Arousa -> Mirador de Ézaro【190.5Km】
コース図等
前半に山岳ポイントの設定されていない山を越えてから
130km近く平坦基調のステージですが、
3級とは思えない厳しい坂を登ってゴールする鬼畜なレイアウト。
翌日が楽なステージなので、上位陣は挙って仕掛けてきそうです。
実況は谷口広明さん、解説は浅田顕さん。
放送開始時点では4人が逃げており136km地点付近を走行中
大集団とは5分20秒ほどの差がついていました。
残り50kmまで来た所で4分50秒差、
最後にきつい登坂が待っているので
良い感じで大集団が追っているように見えます。
スプリントポイントはモアナールが先頭で通過、
そのころ大集団では落車が発生。
ザンディオがそのままリタイヤしてしまいました。
落車発生の前後から大集団は追い上げペースが鈍り
なかなか4分差を切る事が出来ません。
残り20km付近でようやく4分差を切ってきましたが、
そこまで大集団が焦っていないのをみると
最後の登坂が厳しいんだなと推測できます。
残り10kmあたりから大集団は位置取り争いが白熱。
それに伴ってタイムさもぐんぐん縮まり始めました。
いよいよ最後の登坂、3級Mirador de Ézaroに突入。
大集団との差は25秒なのでこれは吸収必至かな。
逃げ4人からはアスタルロサが抜け出します。
大集団もあっという間に人数が絞られていきます。
この大集団から抜け出したのはアントン、
上位勢は互いにマークする形になっているのか
アントンが単独できれいに抜け出しました。
続いてはホアキン・ロドリゲスがアタック。
上位勢ではヴァルヴェルデ、フルームがついていけず
コンタドールと一騎打ち状態になります。
先行していた選手は全て吸収されました。
ごーるまで後数百mという所でホアキン・ロドリゲスが
満を持してアタックを敢行、そのままゴールまで逃げ切りました。
コンタドールとは8秒+4秒、ヴァルヴェルデとは13秒+8秒
フルームに23秒+12秒(プラスはボーナスタイム分)の差がつき
ホアキン・ロドリゲスがかなりリードを広げました。
4賞ジャージはポイント賞が移動
ホアキン・ロドリゲスがマイヨ・ロホ、コンビネーション賞に加え
ポイント賞ジャージも獲得
山岳賞はヴァルヴェルデ
・ETAPA 12 成績
1位 4h 24m 32s ホアキン・ロドリゲス(KAT)
2位 + 8s アルベルト・コンタドール(STB)
3位 + 13s アレハンドロ・ヴァルヴェルデ(MOV)
・総合成績
1位 44h 50m 35s ホアキン・ロドリゲス(KAT)
2位 + 1s アルベルト・コンタドール(STB)
3位 + 16s クリス・フルーム(SKY)
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