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ÉTAPE 12 Saint-Jean-de-Maurienne -> Annonay Davézieux【226.0Km】
コース図等
今年のツール最長の226km、長丁場なステージに加え
序盤に2連続1級山岳で集団はバラバラになりそう。
ゴール前20kmを切った所にある3級山岳も仕掛け所。
翌日が平坦ステージなので一発を狙う選手も出てきそうです。
実況は永田実さん、解説は飯島誠さん、永井孝樹さん。
放送開始時点ではスタート地点へ向かう途中でした。
スタート直後から仕掛ける選手が続出しましたが、
逃げが決まったのは12kmすぎ、19人の逃げ集団が出来ました。
1級Col du Grand Cucheronの登坂に突入。
逃げ集団からは選手がどんどん脱落して11人に。
大集団からは追走集団を作る動きもみられましたが、
結局一団のまま進んでいきます。
山頂手前でキセロフスキーが逃げ集団から抜け出します。
また大集団からも再び追走集団形成の流れが。
1級Col du Grand Cucheronn山頂はキセロフスキーが先頭で通過。
大集団は1分07秒遅れで山頂を通過。
下りに入ってキセロフスキーに選手が次々と合流。
大集団ではモンクティエが落車、
救急車で運ばれリタイヤとなってしまいました……。
先頭11人、追走1人・1人、大集団という形で
1級Col du Granierに突入。
残り距離があるせいか脱落した選手はいたものの
逃げ集団、大集団とも大きな動きはなし。
山頂付近で逃げ集団はペースアップ、
5人の争いとなりましたが、キセロフスキーが先頭で通過。
大集団は約1分遅れで通過。ここから120kmほど下っていきます。
下りに入ってサガンがスプリントを取るためか
集団から抜け出してきました。
山頂手前で遅れていた選手に合流し9人の追走集団に。
補給ポイント付近では追走まで1分半、
大集団まで2分半の差がついていました。
追走の9人は大集団に吸収され、逃げ5人と大集団という構図に。
補給ポイントを超えてから逃げ5人と大集団との差が一気に広がりはじめ
11分40秒までタイム差が開きました。これは逃げ切り容認ですかね。
スプリントポイントで逃げ集団は争わずに通過。
大集団での6位争いではゴスがサガンを制止6位通過。
この後もレースはのんびり展開、
タイム差は最大で12分台後半まで広がっていました。
3級Côte d'Ardoixでも逃げ5人は共闘体制を崩さず通過。
この5人が動き始めたのは残り4km、
マルティネスデエステバンの仕掛けが合図でした。
そんな中でアタックを決めたのはペロー、
ここについていったのはミラーのみで
他の3人は牽制状態に入りなかなか差を詰められません。
2人・3人の形のまま残り1km、両集団とも牽制しあい
結局後ろの3人は前2人に追いつけず。
前2人の争いでは、ペローがつき位置から
残り200mでスプリントを開始しましたが、
ミラーはこれをやすやすと制しステージ優勝。
約8分後にやってきた大集団のゴールスプリントは
サガンとゴスの一騎打ち状態。
ゴスが先着したのですが進路妨害で降着。
しかし集団内最下位への降着だったのですが、
サガンの後方に1秒の空きがあったため
下がった順位は1つだけ……これはゴスにとってはラッキーだったかな。
4賞ジャージは
マイヨ・ジョーヌはウィギンス
マイヨ・ヴェールはサガン
マイヨ・ア・ポワ・ルージュはケシアコフ
マイヨ・ブランはヴァンガーデレン
・ÉTAPE 12 成績
1位 5h 42m 46s デイヴィッド・ミラー(GRS)
2位 same time ジャンクリストフ・ペロー(ALM)
3位 + 5s エゴイ・マルティネスデエステバン(EUS)
・総合成績
1位 54h 34m 33s ブラドレー・ウィギンス(SKY)
2位 + 2m 05s クリス・フルーム(SKY)
3位 + 2m 23s ヴィンチェンツォ・ニバリ(LIQ)
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