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ÉTAPE 8 Belfort -> Porrentruy【157.5Km】
コース図等
スプリントポイントを超えた後はスイスに入りますが
4級・3級と越えた後に2級が4つ、さらに1級1つと
アップダウンが続く為、距離は短いもののハードはステージ。
翌日がTTなので力の配分が難しそうです。
実況はSaschaさん、解説は栗村修さん、ゲストに山田玲奈さん。
放送開始時点ではスタートの前のパレード走行をしていました。
パレード走行が終わっていよいよスタート。
スタート直後にフォイクトがペースアップ、
これに8人がついていきます。
そして集団ではグセフが中央分離帯に突っ込んでいました。
集団が逃げ切りを容認する動きを見せた所で
2人がさらに抜け出し逃げ集団に合流、
これで11人の逃げ集団ができました。
さらに2人が集団から抜け出して逃げに乗ろうとしましたが、
これは集団に潰されてしまい、逃げ集団が確定しました。
ジルベール、シャヴァネルなど強力な選手もいる
豪華な逃げ集団となりました。
4級Côte de Bondevalの登坂に入ってすぐに
逃げ集団からクルフェルスが脱落。
大集団はヴィノクロフの牽きでペースアップ、
一気に逃げ集団との差を縮めていきます。
そしてヴォクレールがアタックで大集団から抜け出します。
さらに逃げ集団からはフォイクトがペースアップ、
単騎のまま先頭で山頂を通過していきました。
フォイクト以外の選手が全員捕まりましたが、
その後集団は抜け出そうとする選手の動きが出続けますが、
なかなか抜け切るまでにはいたりません。
何とか出来た追走集団は9人、これでタイム差が広がり始めました。
3級Côte du Passage de la Douleurに突入。
ここでもフォイクトに追いつく選手はおらず、
フォイクトは先頭で山頂を通過。
後ろはかなりバラバラになっています。
下りに入ってフォイクトが追走集団に追いつかれます。
さらに有力選手のいる集団もだいぶ迫ってきました。
前に約10人、大集団の形で2級Côte de Maison-Rougeに突入。
逃げに迫ってきた集団が逃げをつぶしましたが、
カウンターでフォイクトがアタックし抜け出しました。
これにクルイスウィクがついていきます。
この後クルイスウィクがフォイクトを置いて
単独で先頭を走っていきます。
30人近い追走集団が前を追っていますが、
ウィギンスがいるメイン集団も1分以内と
なかなかレースが落ち着きません。
そして気づいたらカドリが先頭に、
今日のレースは本当にめまぐるしい。
2級Côte de Maison-Rougeの山頂はカドリが先頭で通過
モンクティエが2位通過しましたが、この後後方の選手も追いつき
山頂を越えた所で20人ほどの逃げ集団と大集団という形に。
この後もレースは落ち着きなく展開。
ロワが単独で抜け出しましたが、
これはみなが力を使わされる展開だなぁ。
大集団で落車が発生、ヴァルヴェルデが巻き込まれ、
サミュエル・サンチェスは肩から落下……
これは鎖骨やっちゃったかな。
先頭のロワがスイスに入国、2級Côte de Saignelégierの登坂に入り
メイン集団とのタイム差は1分台に乗ってきました。
この後もタイム差はどんどんと開き始めます。
2級Côte de Saignelégierの山頂はロワが先頭で通過、
ケシアコフがすぐ後ろに、フーガーランドを先頭にした
追走集団は約40秒遅れ、メイン集団は約2分半遅れ。
2級Côte de Saulcyの登坂に突入。
先頭2人に追走しているメンバーが差を詰めてきました。
2番手で追走していたクルイスウィクとデウェールトは
山頂手前で先頭2人に合流。
2級Côte de Saulcyの山頂では
少し手前でアタックしたケシアコフが先頭で通過。
集団は3分20秒遅れで通過しました。
スプリントポイントは単独先頭のケシアコフが1位通過。
ここでレースはようやっと落ち着いた展開になります。
2級Côte de la Caquerelleの登坂に入り
ギャロパン、ピノが2番手に上がってきました。
しかし山頂でケシアコフと追走2人の差は約1分、
大集団は3分26秒遅れ、ケシアコフの逃げが快調なようです。
この日最後の山岳、1級Col de la Croix。
さすがに1級にカテゴライズされているだけあって
脱落する選手が続発、新人賞ジャージのタラマエも遅れはじめました。
そして2番手にいたピノがケシアコフとの差を縮めていき、
視界に入るようになってきました。
山頂手前でピノはケシアコフをパス、
そのまま先頭で通過しました。
ケシアコフは約10秒遅れ、これは追いつけるかな。
総合上位を狙う選手が集まる集団は1分38秒遅れ。
下りなので追いつくのは厳しいかなぁ。
下りで遅かったのはケシアコフ、ピノから差を広げられ、
メイン集団に追いつかれてしまいました。
そしてメイン集団でヴァンデンブロックがアタック、
さらにエヴァンスも抜け出し差を広げます。
これはタイム差がつく可能性が出てきました。
ピノは結局逃げ切り、ステージ優勝。
TOP3は26秒遅れの一団でゴールしましたが、
タラマエがタイムを失いメンショフが4位に浮上。
4賞ジャージは
マイヨ・ジョーヌはウィギンス
マイヨ・ヴェールはサガン
マイヨ・ア・ポワ・ルージュはケシアコフ
マイヨ・ブランはタラマエ
山岳賞ジャージが移動しました。
・ÉTAPE 8 成績
1位 3h 56m 10s ティボー・ピノ(FDJ)
2位 + 26s カデル・エヴァンス(BMC)
3位 + 26s トニー・ギャロパン(RNT)
・総合成績
1位 38h 17m 56s ブラドレー・ウィギンス(SKY)
2位 + 10s カデル・エヴァンス(BMC)
3位 + 16s ヴィンチェンツォ・ニーバリ(LIQ)
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