大会公式サイト
ÉTAPE 7 Tomblaine -> La Planche des Belles Filles【199.0Km】
コース図等
中級山岳ステージですが、レイアウトは結構きつめ。
3級山岳を2つ越えた後に、1級の山頂ゴール。
勾配も10%超えの区間が多いので
総合上位を狙う選手の絞込みがなされそうです。
実況はSaschaさん、解説は今中大介さん、ゲストに中山友貴さん。
放送開始時点では7人が逃げており87km地点付近を走行中
大集団とは5分40秒ほどの差がついていました。
103.5km地点のスプリントポイントで逃げ7人は争いなく通過。
ゴティエが先頭で通過していきました
大集団ではサガンが先頭で通過、
ゴスはトレインが出来ていながらも突然失速。
なんかトラブルがあったのかな……
スプリントポイントを越えてすぐに
3級Col de Grosse Pierreの登坂に突入。
ここではタイム差は大体5分を越えたところで推移。
山頂のポイントはセレンセンが先頭で通過。
大集団は約5分遅れで通過とほとんどタイム差は変わらず。
タイム差は4分台後半のまま3級Col du Mont de Fourcheに突入。
ここでタイム差は目に見えて縮まり始めました。
山頂はまたセレンセン、ルイスレオンサンチェスの順で通過。
残り25kmでタイム差は約2分半、平地のステージであれば
10km1分の追い上げペースのぎりぎりなタイム差ですが、
今日は山頂ゴールなので追い上げがあると
逃げ切りはほぼ絶望的な感じです。
逃げ7人からゴティエがまず脱落、
そして後方ではヴァンデンブロックにメカトラブル。
30秒以上置いていかれてしまいましたが追いつけるかな……。
そしてヴァルヴェルデにもパンクが発生。
上位を狙う選手に相次いでトラブルが出るとは神様は気まぐれだ。
頂上ゴールとなる1級La Planche des Belles Fillesに突入。
ルイスレオンサンチェスが登坂に入ってすぐに脱落。
さらに3人が相次いで脱落しアルバジーニ、セレンセンの2人だけに。
遅れた選手は集団に飲み込まれていきました。
大集団でもヘーシンク、ライプハイマーなどが遅れ始め
サバイバルが始まってきました。
カンチェッラーラもさすがにこの勾配には対応できず、
ヴァンガーデレンも脱落。
バッソ、フランク・シュレクも脱落と
これで総合順位も大きく変わる事となりそうです。
残り1.5kmでメンショフも遅れ先頭集団は5人に。
残り300mでエヴァンスがペースアップ、
これでタラマエが千切れます。
カウンターでフルームがアタックすると
他の3人は付いていけず置き去りに。
結局フルームはゴールまで逃げ切りました。
エヴァンス、ウィギンスは2秒遅れ、ニバリが7秒遅れ。
多くの選手がエヴァンス、ウィギンスに対して
大幅にタイムを失っていきました。
4賞ジャージは
マイヨ・ジョーヌはウィギンスに移動
マイヨ・ヴェールはサガン
マイヨ・ア・ポワ・ルージュは山頂ゴールを制したフルーム
マイヨ・ブランはタラマエ
ポイント賞のマイヨ・ヴェール以外は移動しました。
・ÉTAPE 7 成績
1位 4h 58m 35s クリス・フルーム(SKY)
2位 + 2s カデル・エヴァンス(BMC)
3位 + 2s ブラドレー・ウィギンス(SKY)
・総合成績
1位 34h 21m 20s ブラドレー・ウィギンス(SKY)
2位 + 10s カデル・エヴァンス(BMC)
3位 + 16s ヴィンチェンツォ・ニーバリ(LIQ)
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