大会公式サイト
ÉTAPE 6 Épernay -> Metz【207.5Km】
コース図等
4級山岳が1つあり、細かいアップダウンがありますが
ÉTAPE 5に続いてスプリンター向けのコースレイアウト。
前日は逃げ集団を危うく逃げ切りさせそうになったので
このステージはアシスト陣の仕事に注目です。
実況は谷口広明さん、解説は狩野智也さん、
ゲストに小野澤宏時さんが登場。
放送開始時点では4人が逃げており63km地点付近を走行中
大集団とは6分20秒近い差がついていました。
放送開始後、タイム差は7分弱まで開きましたが、
100kmすぎの補給ポイントではタイム差は5分半に。
この後もタイム差はじわりじわりと縮まっていきます。
スプリントポイントではクローンが先頭で通過。
話がついていたのか、クローンを追う選手はいませんでした。
約3分遅れでやってきた大集団ではゴスが
カヴェンディッシュを抑えて5位通過。
サガンも7位通過だったので差はあまりつかなかったか。
この日唯一の山岳ポイント4級Côte de Buxièresでも
逃げ集団に争いはなく、ザブリスキーが先頭で淡々と通過。
大集団は1分半ほどまで差を縮めてきています。
この後集団は早々に1分差まで詰め、そこからコントロールする感じに。
残り40km以上あるのにちょっと早すぎないかな。
残り25km付近で大集団に落車が発生。
フランク・シュレク、ヘシェダルなど有力選手も巻き込まれる
大規模な落車となってしまいました。
しかしこの落車がありながらも、
逃げ4人とのタイム差は逆に縮まり始めました。
遅れた選手を置き去りにしちゃおうって感じなのかな。
落車で遅れた100人ほどはまだほとんど戻れていない感じ。
逃げている4人は20秒差を切ってから粘りに粘ります。
残り3kmを切ってからまず3人が吸収、
最後まで残っていたザブリスキーも残り1km手前で吸収。
そしてゴールスプリントの争いに。
グライペルがトレインに率いられ万全の体制でしたが
サガンが一気にごぼう抜き……
強すぎるサガンが今年のツール3勝目をあげました。
4賞ジャージはこのステージでも変わらず
マイヨ・ジョーヌはカンチェッラーラ
マイヨ・ヴェールはサガン
マイヨ・ア・ポワ・ルージュはモルコフ
マイヨ・ブランはヴァンガーデレン
・ÉTAPE 6 成績
1位 4h 37m 30s ペーター・サガン(LIQ)
2位 same time アンドレ・グライペル(LTB)
3位 same time マシュー・ゴス(OGE)
・総合成績
1位 29h 22m 36s ファビアン・カンチェラーラ(RNT)
2位 + 7s ブラドレー・ウィギンス(SKY)
3位 + 7s シルヴァン・シャヴァネル(OPQ)
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