大会公式サイト
ÉTAPE 3 Orchies -> Boulogne-sur-Mer【197.0Km】
コース図等
ベルギーでの戦いを終えていよいよ舞台はフランスに。
前半はほぼ平坦なものの、後半に4・3・4・4・3と
細かいアップダウンが続き、さらにゴール地点も4級がつく登坂。
上位陣も僅差なのでマイヨ・ジョーヌを狙う選手も仕掛けてくるかも。
実況は永田実さん、解説は飯島誠さん、
ゲストに増田成幸さんが登場。
放送開始時点では5人が逃げており74km地点付近を走行中
大集団とは4分13秒の差がついていました。
勝負所が後半にあるステージなのでレースは大人しく進行。
ブライコヴィッチが落車に巻き込まれましたが、
今年はそこまで深刻な感じにはなっていない感じかな。
残り100kmでタイム差は3分50秒ぐらい、
まだ差を詰める動きには移行していない感じ。
補給ポイントで差が広がり、4分差を越えてきました。
スプリントポイントで逃げ集団は争わずミナールが先頭で通過。
大集団ではカヴェンディッシュが先頭で通過
4級Côte de L'Épercheは山岳賞ジャージを着た
モルコフが先頭で通過しポイントを加算。
残り50km強でタイム差は約4分、
そろそろ追い上げを始めないといけない状況かな……
というペースが上がりかけた所で落車が発生。
シウトソウがなかなか立てませんが……
しばらくしてリタイアの知らせが入りました。
まだ4日目なのに、これは残念すぎる。
3級Côte de Mont Violetteの登坂に入る前に
逃げ5人からグリブコがアタック、
この動きでベルノドーが遅れます。
でもこれはチームオーダーのようです。
3級Côte de Mont Violetteの山頂もモルコフが先頭で通過。
大集団は約2分遅れで山頂を通過、
残り32kmなので余裕を持った追い上げですな。
と思ったら落車が発生……多くの有力選手が巻き込まれたようで
ロハスのリタイア情報も出てきました、ついてないなぁ。
この落車で集団が分裂、ヴォクレールなどが取り残されました。
前に残った50人ぐらいの集団は遅れた集団を引き離すべく加速、
逃げ4人との差がどんどん詰まっていき、
残り20kmでタイム差は1分になりました。
4級Côte de Herquelingueの登坂に入り、
ミナールとグリブコがペースアップ、
この動きの後グリブコが単独先頭に、
初動が遅かったモルコフは追いつきましたが、
他の2人は遅れてしまいました。
山頂のポイントはモルコフが先頭で通過。
4級Côte de Quéhenもモルコフが先頭、
モルコフは連続で逃げているのに頑張るなぁ。
ヴォクレールの集団は集団から1分40秒遅れ、
これはヴォクレールのタイムを失うのは確定だなぁ。
3級Côte du Mont Lambertの登坂でグリブコがアタック、
モルコフは付いていけず集団に吸収されていきました。
グリブコも山頂手前で集団に捕まってしまい
山頂は集団が一団となって通過。
これは最後の登坂勝負になる感じかな……
と思ったらシャヴァネルがアタック、
これに対しエヴァンスがチェックをしようとしましたが
少し間を開けられてしまいます。
残り1kmを通過し4級Boulogne-sur-Merの登坂本番に。
逃げていたシャヴァネルですがあえなく吸収。
登坂で激しいアタック合戦が繰り広げられましたが、
最後に抜け出したのはサガン、他の選手を寄せ付けない
ゴール前の切れ味の鋭さ、タイム差が1秒つくという圧勝でした。
60人ほどの集団に総合上位勢はほぼ入った感じ。
しかしヴォクレールは7分27秒遅れ、
去年のような展開は見られなさそうだなぁ。
4賞ジャージはすべて変わらず
マイヨ・ジョーヌはカンチェッラーラ
マイヨ・ヴェールはサガン
マイヨ・ア・ポワ・ルージュはモルコフ
マイヨ・ブランはヴァンガーデレン
・ÉTAPE 3 成績
1位 4h 42m 58s ペーター・サガン(LIQ)
2位 + 1s エドヴァルド・ボアッソンハーゲン(SKY)
3位 + 1s マーティン・ヴェリトス(OPQ)
・総合成績
1位 14h 45m 30s ファビアン・カンチェラーラ(RNT)
2位 + 7s ブラドレー・ウィギンス(SKY)
3位 + 7s シルヴァン・シャヴァネル(OPQ)
PR