最近発売されているソフトは、
誰でもクリアできるような難易度の低さからか達成感に乏しく、
ゲームではなく作業になっているように感じられます。
ロールプレイングゲームなどでは、よほど変な事をしない限り、
ボス戦などの厳しい戦い以外でやられる事は皆無。
戦国無双などの3Dアクションゲームも、
戦略を考えなくてもクリアできる作りになっています。
もっと簡単に言えば
時間さえかければ「誰でも」クリアできるじゃないですか
それってやっていて面白いのかなぁ……。
買ったゲームに対し、クリアしたい気持ちを持つのは当然ですが、
そのハードルがあまりにも低すぎるのはどうかと思うのですよ。
目標を達成する喜びはどんな事にも付き物ですが、
あまりにも低いハードルにも関わらず満足してしまっては、
それ以上の成長は望めなくなってしまうのです。
「ゲームは遊びだから」と言われるかもしれませんが、
どんな行動からも成長する「何か」を見つけられる人の方が
様々な場面に応用が利くのですけど。
(何か→ゲームもあるし、ゲーム→何かの応用パターンもあり
それは下のエントリにて)
簡単な事から達成していき、徐々に難しい事に挑戦していく、
僕はこれが当たり前の事だと思っていました。
しかし最近では「自分らしさ」を大切にしたり
「ナンバーワンよりオンリーワン」という
意味不明のキーワードを重要視する風潮のせいか
上なんて目指さなくても良いじゃない……
という感じになってしまっているのかも。
それは個人的には哀しい風潮です。
もっと難しい、もしくは為になる、頭を使う、
そんな作業ではないゲームをやってほしいな……
って、そんなゲームがなくなっているのか。(がっくり)
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