Tour de Suisse 2012 大会公式サイト
4.Etappe Aarberg -> Trimbach/Olten【188.8km】
コース図等
ゴール直前はほぼ平坦なものの、
その前に3級・2級山岳に加え細かいアップダウンが続くため
ゴールスプリントに持ち込むには骨が折れるレイアウト。
終盤の連続アップダウンでステージを取りにくる選手の
アタックが見られそうなのが注目点か。
実況は永田実さん、解説は栗村修さん。
放送開始時点では9人が逃げており137km地点付近を走行中
大集団とは2分20秒ほどの差がついていました。
残り42kmで一度ゴール地点を通過、
逃げ9人と大集団との差は2分10秒台、
逃げ切りを許さないようにという差で追いかけている感じ。
3級Unter Hauensteinの登坂に入った所で
逃げ9人からコーラーがアタックを仕掛けます。
一度は失敗しましたが、再び仕掛けます。
これに対してパウリーニョなどが追走し集団は分裂、
先頭は4人となりました。
3級Unter Hauensteinの山頂はヴァントボルグが先頭で通過。
大集団は1分10秒ぐらい遅れて通過。
逃げ集団から遅れた選手たちが吸収され始めました。
逃げ4人に2人が合流しましたが、大集団はもう20秒差。
大集団から飛び出していたアルバジーニも
逃げ6人のすぐ後ろまで迫ってきました。
急坂なポイントで逃げ集団からカタルドが抜け出します。
残された選手はメイン集団に吸収、
そのメイン集団も50人以下まで絞られてきました。
2級Salhöheの登坂を前にした細かいアップダウン区間で
様々な選手が仕掛けをうってきます。
2級Salhöheの登坂に突入。
登坂に入ってからは前に出ようとする動きはほとんどなく、
ノルダーグが先頭、追走集団3人、大集団という形でレースは進行。
山頂付近で追走3人からカタルドが脱落し2人に。
先頭はノルダーグのまま、エルミガー、ヴァンアーヴェルマートの
追走2人までの差は10秒ほど、
大集団は30秒弱の遅れで通過していきました。
残り6kmで追走2人がノルダーグに合流、
しかし3人になったあたりから
大集団との差がぐんぐんと縮まっていきます。
残り2km手前で逃げていた3人は吸収され、
ゴールスプリントの争いに持ち込まれる……と思いきや
スプリントに持ち込まれたくない選手が仕掛けてきます。
しかしアシストがしっかり仕事をしてこれを潰し
ゴールスプリントに突入。
少し早めに先頭に立ったサガンでしたが、
他の選手を寄せ付けずにそのままゴールイン。
サガンさん、ちょっとピークを持ってくるの早すぎませんか?
まさかこれでも調整段階とか言わないですよね……
そんな事を思ってしまうぐらいの圧勝でした。
総合上位勢の成績には大きな変動はなし。
なんだかんだできっちり山を越えられたようです。
・ÉTAPE 4 成績
1位 4h 36m 55s ペーター・サガン(LIQ)
2位 same time ホセホアキン・ロハス(MOV)
3位 same time ミハエル・アルバジーニ(OGE)
・総合成績
1位 15h 43m 52s ルイアルベルト・ファリアダコスタ(MOV)
2位 + 8s フランク・シュレク(RNT)
3位 + 15s ロマン・クロイツィゲル(AST)
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