Tour de Suisse 2012 大会公式サイト
3.Etappe Martigny -> Aarberg【194.7km】
コース図等
序盤には山岳ポイントの設定がないものの標高差400m以上の登坂。
さらにゴール前30kmで3級・4級と登坂がある
ピンポイントに厳しさを感じさせるコースレイアウト。
逆に仕掛け所が多いと見ることも出来るかも。
実況は白戸太朗さん、解説は栗村修さん。
放送開始時点では3人が逃げており136km地点付近を走行中、
大集団とは7分17秒の差がついていました。
残り59kmで7分以上の差ですから、
単純に10km1分の追い上げペースで考えると逃げが有利……
とは一筋縄でいかないのは、終盤に2つの山岳があるからですな。
と思ったら大集団が踏み切りで分裂、
踏切に引っかかった選手たちは約2分止められてしまいました。
踏切を抜けていた選手もオフィシャルに止められ
踏切でとまった集団に戻される形になりました。
このどたばたでタイム差は8分半以上に。
残りが50kmないので、集団にとってはかなり厳しくなってきました。
差を広げられた大集団ですが、リクイガスを中心に
猛烈な勢いで逃げ3人を追い始めました。
スプリントポイントではボナフォンが先頭で通過。
残り30kmで差は5分以上、20kmで3分半は詰めてきましたが
この追い上げペースだとぎりぎり届くか微妙な状態です。
3級Frienisbergの登坂途中で逃げ3人からヴァンヘネヒテンが脱落。
残った2人と山大集団とのタイム差は山頂で約3分、
まだ4級山岳がありますが、残りが23kmでラスト10kmが下りなので
逃げ切りの可能性は少しずつ高まってきているかな。
4級Aarbergstrへ向かう部分で大集団のペースがダウン、
タイム差がなかなかつまらなくなってきました。
2つ目のスプリントポイントもボナフォンが先頭で通過。
4級Aarbergstrの山頂でタイム差は30秒ほどに。
下りに入ってもどんどんとタイム差が縮まっていきます。
しかし湿った路面と狭く曲がりくねったコースにも助けられ
残り1kmのアーチでも2人は追いつかれません……
しかしここで道が広くなり集団は再加速、
逃げていた2人は吸収されてしまいました。
そのままゴールスプリントの争いに突入。
最後の左カードを抜けた後、2番手にいたサガンがが猛加速、
クックをゴール直前でかわしてステージ優勝を飾りました。
・ÉTAPE 3 成績
1位 6h 21m 13s ルイアルベルト・ファリアダコスタ(MOV)
2位 + 4s フランク・シュレク(RNT)
3位 + 12s ミケル・ニエベ(EUS)
・総合成績
1位 11h 06m 57s ルイアルベルト・ファリアダコスタ(MOV)
2位 + 8s フランク・シュレク(RNT)
3位 + 15s ロマン・クロイツィゲル(AST)
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