Tour de Suisse 2012 大会公式サイト
2.Etappe Verbania -> Verbier【218.3km】
コース図等
超級山岳2つといきなり勝負所が来るツール・ド・スイス
とはいえ最初の超級を越えてから100km近く平坦なので
仕掛けが出るのは頂上ゴールとなるVerbierかな。
総合を狙う選手の調子が計れるステージになりそう。
実況は白戸太朗さん、解説は別府始さん。
放送開始時点では2人が逃げており152km地点付近を走行中
大集団とは5分弱の差がついていました。
1つ目の超級Simplonpassはすでに越えており
山頂ゴールとなる超級Verbierに向けて
緩やかな下り基調の道を走っていました。
残り45km付近でタイム差は1分を切ってきました。
集団はかなり早めに追い上げてきていますが、
雨予報があったのでトラブルがあってもリカバリしやすいように
少し早めに差を詰めてきたって感じなのかな。
大集団は1分を少し切るぐらいの差を維持して
逃げ2人を泳がしつつ進んでいきます。
大集団はスプリントポイントの前に逃げ2人を飲み込む勢い。
逃げていた2人は懸命に逃げ続けていましたが、
リクイガスのアシストがサガンを引き連れて一気に追い越し
スプリントポイントをサガンに取らせました。
これを狙うために早めに差を詰めてきたのかー。
スプリントポイントを抜けて登り基調に。
登坂前2つ目のスプリントポイントもサガンがトップ通過、
最後のスプリントポイントを通過し、
いよいよ頂上ゴールとなるVerbierに突入。
スプリントポイントを12点獲得したサガンは、
ここでお役目終了という感じでグルペットへ。
登坂に入ってまず仕掛けたのはテンダム、
集団もペースアップし一気に縦長な状態となり
千切れる選手が増えてきました。
残り6kmを切ったあたりでフランク・シュレクがアタック、
まさかの先制攻撃に対し他の選手は反応できません。
フランクを追う動きはなかなか生まれず、
ガドレが単独で抜け出そうとしましたが失敗。
タイム差は30秒から詰まっていきません。
残り2km手前で集団がペースアップ、
ダコスタがいち早く抜け出し、これをガドレ、ニエベが追っていき
メイン集団も10人程度に絞られました。
一時はフランクの逃げ切りと思われましたが、
ファリアダコスタが残り200mで追いついてきました。
フランクは脚が残っておらず、
抜いていったファリアダコスタがステージ優勝。
登坂終盤に伸びたのは見事でした。
フランク・シュレクは8秒差の2位でしたが、
まずまず良い内容だったかなぁ。
・ÉTAPE 2 成績
1位 6h 21m 13s ルイアルベルト・ファリアダコスタ(MOV)
2位 + 4s フランク・シュレク(RNT)
3位 + 12s ミケル・ニエベ(EUS)
・総合成績
1位 6h 31m 22s ルイアルベルト・ファリアダコスタ(MOV)
2位 + 8s フランク・シュレク(RNT)
3位 + 15s ロマン・クロイツィゲル(AST)
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