Critérium du Dauphiné 2012 大会公式サイト
ÉTAPE 7 Morzine -> Châtel【124.5km】
コース図等
ツール前哨戦となるドーフィネもいよいよ最終日。
4級・3級・2級・1級とだんだんと厳しくなる山岳を越えた後
3級Châtelの頂上ゴールで決着します。
距離が短いだけにアシスト総動員の総力戦が見られそう。
実況は永田実さん、解説は栗村修さん。
放送開始時点では8人が逃げており80件地点付近を走行中
大集団とは2分強の差がついていました。
放送が始まってすぐに2級Côte de la Vernazの登坂に突入。
大集団からマテマルドネスが抜け出して
単独で逃げ集団を追っていきます。
逃げ集団も分裂ローラン、コッペル、ウェストラが残りました。
2級Côte de la Vernazの山頂はコッペルが先頭で通過。
短い下りを経てすぐに1級Col du Corbierの登坂に突入。
大集団との差は1分代前半から2分弱まで広がってきました。
登坂に入ると大集団は活性化、仕掛けが次々と打たれます。
総合上位勢ではウィギンスが単独で抜け出しそうになるなど
調子の良さを見せ付けています。
山頂で逃げ3人は争わずに通過、集団との差は約50秒と
だいぶ差を詰めてきました。
下りに入って先頭3人からウェストラが脱落、
大集団からはニバリが抜け出しに成功、
抜け出したニバリはウェストラに追いつきました。
最後の頂上ゴールに向けて緩やかに登る区間で
ニバリがウェストラに置いていかれます。
ニバリは調子が良いのか悪いのかわからないなぁ。
大集団はチームスカイがきっちりコントロールし、
残り2km手前で逃げを飲み込んでいきました。
残り1.5kmとなり頂上ゴールとなる3級Châtelへ突入。
有力選手がマークしあう展開から
ルイスレオンサンチェスが先頭でゴール前に。
ずっと先頭を惹いてきたルイスレオンサンチェスでしたが、
ゴール前で突っ込んできたモレーノに優勝を攫われました。
ここはモレーノの粘り強い末脚が素晴らしかったです。
総合はウィギンスが余裕で逃げ切り勝利。
これは本番でも期待できそう。
・ÉTAPE 7 成績
1位 2h 59m 37s ナイロ・クインターナ(MOV)
2位 same time カデル・エヴァンス(BMC)
3位 same time ダニエル・モレーノ(KAT)
・最終総合成績
1位 23h 40m 59s ブラドレー・ウィギンス(SKY)
2位 + 1m 20s マイケル・ロジャース(SKY)
3位 + 1m 36s カデル・エヴァンス(BMC)
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